質問
これからの季節、汗ばむ機会も多くなります。
汗かきなので、制汗スプレーをつけたり、気をつけたりはするのですが、
やはり、気になってしまいます。
食べるものに気を付けることで、体臭を軽減することはできるのでしょうか。
教えてください!
回答
体臭は、まさに何を食べたかの結果です。
よく年齢とともに「加齢臭」と呼ばれることもありますが、年齢からではなく、毎日の食生活からの匂いになります。
「you are what you eat」
私たちの体は食べたものでできています。
ですから、匂いもすべて、食べたものから作られて排泄されていきます。
では、どういった食べ物が、いわゆる「気になる体臭」になっていくのでしょうか?
私たちが食べたものは、すべて燃焼されてエネルギーへと変わっていくわけですが、ろうそくの灯に例えると、ロウの部分が体です。
火は代謝されている、いわゆる燃焼の様子。そこから放つ煙、いわゆる匂いが体臭。
ですから、燃やす食べ物が、何だといい香り、嫌な匂いになるとイメージできますか?
体内で消化分解されにくい食べ物は、体内に長く留まりがちです。体の中で、留まる時間が長ければ長いほど、「悪臭」に変わっていきます。
消化分解しにくい食べ物で、匂いを放つものの代表的なものは、「動物性の脂」です。
動物性の脂は、お肉やお魚、乳製品が主たるものになりますね。
体臭が日頃から気になる方は、どうしてもお肉中心の食生活になっているようです。そこに、タバコやアルコールなどの嗜好が加わると、もっと匂いがきつくなりがちです。
毎日の排泄物である、尿や便の匂いが気になる方は、体臭も同じですので、意識されてみると良いでしょう。
匂いはお野菜中心の食生活に変えて見られると、すぐに体臭はなくなりますので、ぜひ実践されてみてください。
ビューティーフード研究家
室谷真由美
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