秋冬のガサガサ・かゆい手荒れに効くハンドクリームの選び方って?
秋冬になると毎年のように手が荒れてしまいます。
水仕事やお風呂もツラいです。
なんとか治したいのですがハンドクリームってどうやって選べばいいんでしょうか?
ハンドクリームは自分の症状に合った成分を選ぼう
ハンドクリームと一口に言っても、その種類や成分はさまざまです。
手荒れ自体も乾燥でガサガサする、かゆみが続くなど症状に違いがありますよね。
このような手荒れを改善するには、自分の症状に合った成分が配合されたハンドクリームを使うのが大切。
そこで、症状ごとにおすすめのハンドクリームの成分をご紹介します。
乾燥が気になるとき
手が乾燥していると少しの刺激でも肌がガードできず、あかぎれやかゆみを引き起こすきっかけになります。
そのため、乾燥が気になるときは保湿成分がたっぷり入ったハンドクリームを使いましょう。
たとえば保湿力が高いヒアルロン酸、グリセリン、シアバターなどが配合されたものが良いでしょう。
ハンドクリームではありませんが、ワセリンは皮膚を保護して水分が逃げるのを防いでくれるのでしっかりと手を保湿できます。
かゆみが強いとき
かゆみの症状がひどいと、つい気になって爪で引っかいてしまいたくなりますよね。
しかし引っかくと肌はさらにダメージを受けてかゆみがひどくなったり傷ができたりと悪化する原因になります。
まずはかゆみを鎮めましょう。
かゆみ止め系のハンドクリームは主に2種類あり、乾燥からくるかゆみを抑える尿素、かゆみを抑えて炎症を改善する非尿素系があるため、自分の症状に合った方を選びましょう。
ひび割れやあかぎれで痛みがある
乾燥が気になるときだけでなく、ひび割れやあかぎれを改善するにも、しっかりと保湿するのが重要。
保湿成分によって、手の水分と油分を閉じ込めて乾燥を防ぐのが有効です。
また、ハンドクリームがしみる場合は無理せず、傷に絆創膏を巻くなどしてその上から使いましょう。
ハンドクリームの使い方のコツは?
手を使った後はすぐに保湿ケア
ハンドクリームは、手を使った後にすぐ保湿のために使うのがコツです。
石けんやボディーソープなで手や体を洗った後は、汚れと一緒にうるおいも持って行かれています。
そのままにしておくと、肌の乾燥を引き起こしてしまうので手を使った後はハンドクリームでしっかりと保湿しましょう。
水仕事はゴム手袋で
日々の水仕事によって、必要な油分や水分が奪われるのも手の乾燥の大きな原因です。
できるだけ手に負担がかからないよう、お皿洗いや浴室掃除など水仕事をする際はゴム手袋を着用しましょう。
また、紙、布を触っても手の水分や油分が奪われて手荒れが起こりやすくなります。
このような作業中は手袋を身に付けて、手をしっかりと刺激から守ってください。
就寝中は手袋でガード
手荒れを改善するには、就寝中も保湿ケアを怠らないようにしましょう。
肌が生まれ変わるターンオーバーは、眠っている間に分泌が活発になる成長ホルモンが作用しています。
ですので、睡眠時間の間にハンドクリームをつけて手袋でガードすることで、より肌の奥深い層まで有効成分が浸透し、肌荒れを改善する効果が期待できるのです。
具体的には、以下の方法でケアをしてから就寝しましょう。
(1)ハンドクリームを日中よりも多めにたっぷりと手にとります。
(2)両手を合わせて全体にまんべんなくハンドクリームを伸ばしていきましょう。
(3)次に指を一本ずつ、揉み込むようにマッサージして血流をよくします。
指の根元から先に向かって揉んでいくのがコツです。
(4)マッサージが済んだら綿の手袋をつけて就寝します。
これを毎日続けていき、手荒れが落ち着いてきたらハンドクリームの量を少しずつ減らしていってもOKです。
ひどい手荒れや湿疹があったら皮膚科で治療を
ここまで症状別におすすめのハンドクリームをご紹介してきましたが、自分にはどんなものが合っているのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
特に湿疹が出ている場合は、手荒れだけでなく細菌感染による手湿疹の可能性も考えられます。
放っておくと跡が残ることもあるため、早めに皮膚科を受診して適切な治療を受けてください。
秋冬の手荒れはひどくなる前にハンドクリームでケアしよう
お皿洗いや洗濯など毎日の水仕事を続けていると、乾燥のひどい秋冬は手荒れに悩まされやすいです。
症状が進むと何かに触れるだけでも強い痛みを感じたり、手湿疹に進行してただれてしまったりすることも。
今回ご紹介したハンドクリーム選びのポイントを抑えて、自分の症状にあったものを見つけましょう!
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