スキンケアには絶対欠かせない保湿。
たっぷり化粧水を使いたいけど、手でつける（ハンドプレス）のとコットンを使うのとどちらがいいんでしょうか？
それぞれのメリットやデメリットを教えてください！

手で直接化粧水をつけるメリットと向いているタイプ

コットンによる刺激がない

敏感肌の人だと、コットンの繊維の毛羽立ちが摩擦を生み、肌の刺激となることがあります。
また、コットンによってはその人の肌に合わない商品もあるため、かえって肌荒れを起こす原因にも。
手で直接化粧水をつければ、こういったトラブルの心配がありません。

指でなじんだかきちんと確認できる

直接手を使って化粧水をつけると、顔のすみずみまで化粧水をまんべんなく伸ばせます。
特にフェイスラインや顎はスキンケアがおろそかになりやすく、その部分が肌荒れを起こすことも。
また、化粧水を使っているうちに肌がしっとりしてくる感覚も伝わってきますので、肌にきちんとなじんだかどうかも簡単に判断ができます。

体温で化粧水が温まり浸透しやすくなる

化粧水を手でつけているうちに、体温によって温められて肌にスーッとなじみやすくなります。
温かい化粧水だと肌の血行が良くなるので、手を使えば顔を温めつつ化粧水を浸透しやすくなるのもメリットです。

このように、手で直接化粧水をつけるのは以上のようなメリットがあります。

そのため、コットンの刺激を避けたい敏感肌の人や、フェイスラインや首のあたりまでくまなく化粧水を使いたい人は手で直接つけるのが良いでしょう。
また、肌にしっかり化粧水が浸透しているかも確認しやすいので、保湿効果が気になる人も手でチェックするのがおすすめです。

コットンを使って化粧水をつけるメリットと向いているタイプ

手の雑菌が顔につかない

手は一日中さまざまなものに触れるため、雑菌や汚れがたくさんついています。
清潔なコットンで化粧水をつければ、このような雑菌が顔につかず清潔にスキンケアが行えます。
また、顔に使ったコットンを乾燥しやすいヒザやヒジなどに使い回して、体のパーツの保湿ケアをするという使い方もできます。

手よりパッティングしやすい

化粧水を浸透させるためのパッティングですが、素手だと力加減が難しくて強く叩きすぎてしまう人もいます。
その結果、肌への刺激になって肌に赤みが出る原因にも。
コットンに化粧水をひたひたに染み込ませたものでパッティングすれば、手よりも柔らかく刺激が少ないので肌への負担を減らせるのもメリットです。

コットンでパックができる

手と違って、お手軽にパックができるというのもコットンの魅力。
時間をかけて化粧水を肌へ密着させられるので、より奥深層まで有効成分が浸透しやすくなります。
専用のパックだと一回あたり数十円～数百円ほどのコストがかかりますが、コットンなら一か月千円以内でお手軽パックができますよ。

このように、コットンで化粧水をつけるのは清潔にスキンケアできるというのが大きなメリットです。
手の雑菌が気になる人や、コットンパックでしっかり保湿をしたい乾燥肌の人に向いています。
ちなみに、普段は手で化粧水をつけていても、乾燥が気になる時や週末に時間をかけてスキンケアをしたいときにコットンを使う方法もありますよ。

自分の肌質に合わせて化粧水の使い方を選ぼう

化粧水は手とコットンのどちらを使うのが正解というものはありません。
強いて言えば、基本的には敏感肌の人は手で使い、乾燥気味の人はコットンで保湿ケアをするのが向いています。

基本は手を使っていても肌が弱った時のスペシャルケアとして、コットンを使うのも良いでしょう。
自分にとって、しっくりくる方法でスキンケアをするのがベストですので、そのときの状況や気分に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

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