話題のスーパーフード!クコの実(ゴジベリー)の効果や食べ方が知りたい

話題のスーパーフード!クコの実(ゴジベリー)の効果や食べ方が知りたい

クコの実(ゴジベリー)がスゴいって最近よく聞くけど、杏仁豆腐にのっているところしか浮かびません。
美容や健康にどんな効果があるんですか?
また、手軽においしく食べられる方法があれば教えてください!

クコの実の成分について

クコの実は「ゴジベリー」とも呼ばれる、ナス科クコ属の果物のことです。
杏仁豆腐の上など中華料理のアクセントとして使われる食材ですが、古くから漢方薬としても愛用されてきた薬用果実の側面も持っています。
そんなクコの実は世界中のセレブがエイジングケアのために取り入れていることから日本でも注目を集め、スーパーフードと呼ばれるようになりました。

クコの実はなんと100種類のビタミンを筆頭に、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれた食材です。
さらに、食物繊維やポリフェノールなど健康や美容に良いとされる成分が小さな一粒に凝縮されているのです。

クコの実が持つうれしい4つの美容・健康効果

老化防止

クコの実はオレンジの100倍ほどのビタミンCやポリフェノールといった強い抗酸化力を持つ成分が豊富な果物です。
そのため、体内の酸化=老化を防ぐ作用があります。
肌のシミ、たるみといった老化が気になっている人は、クコの実を取り入れることで改善が期待できますよ!

美肌効果

クコの実のビタミンCは強い抗酸化力によって、シミの元となるメラニン色素を作るチロシナーゼという酵素を抑える働きも。
そのため、肌にメラニン色素の沈着を防いでシミができにくい肌環境をサポートしてくれます。
また、クコの実はコラーゲンの働きを守るコラゲナーゼ活性阻害作用があるので、肌のうるおいを保って乾燥肌を解決してくれます。

目に優しい

クコの実は別名「飲む目薬」と言われているほど、目への有効成分が豊富な食材。
βカロテンやゼアキサンチンの働きで、視力低下の抑制、白内障や緑内障の予防にも効果を発揮すると言われてきます。

普段からデスクワークなどでパソコンやスマホの画面を見ている人は、ブルーライトの刺激によって目が疲れやすくなっています。
クコの実はこのような疲れ目を癒すパワーを持っているので、目の不調を感じている人も積極的に摂取したい食材です。

冷え性を解消する

ビタミンを100種類も含んだクコの実は、その中にビタミンPという成分が含まれています。
このビタミンPは血液の流れを良くする血行促進の作用があり、血管内の血行不良を改善する効果があります。
女性に多い冷え性や肩こり、むくみなどはこのような血行不良が原因の一つ。
クコの実を食べることで、このような冷え性に関連する症状を和らげることができるのです。

クコの実のおすすめの食べ方

生のまま食べる

クコの実は生のままでもおいしくいただけます。
トマトのような風味があるので、サラダやヨーグルトに混ぜて食べるのがおすすめです。

ご飯に混ぜる

白米2合に対しクコの実40gと塩を2~3つまみ入れてそのまま炊き上げれば、おいしいクコの実ご飯の完成です。
少し酸味と塩気のあるシンプルな味付けは、おにぎりにしてもおいしいですよ。

お茶にする

クコの実をお湯に入れてクコの実茶にするという方法も。
ただし、クコの実だけだとほとんど味がないので、緑茶や紅茶にクコの実を入れて飲む人が多いです。
クコの実と一緒に体を温める生姜などをプラスして、自分の好きなブレンド茶を作るのも楽しそうですね。

クコの実を摂取する際の注意点

一日に10~20粒

クコの実は一粒が小さく、食べようと思えば一度にたくさんの量を摂取することができます。
しかし、一日の目安量は10~20粒ほどに留めておきましょう。
クコの実は食べ過ぎるとお腹が冷えて、腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。
そのため、一日の摂取量を守っておいしくいただきたいですね。

妊娠、授乳中は摂取を控えよう

クコの実は妊娠、授乳中の女性の摂取が推奨されていません。
クコの実の中には月経促進や人工中絶薬にも含まれる「ベタイン」という成分が含まれています。
そのため、赤ちゃんと関わりがある妊婦や授乳中の女性は食べないよう注意してください。

低血圧の人

クコの実は血圧を下げる作用があるので、血圧が低めの人が食べることで必要以上に血圧が低下する恐れがあります。
クコの実を食べたあとに、立ちくらみやめまい、だるさといった症状が見られたら低血圧の疑いがあります。
すぐに摂取をやめて体を休ませましょう。

自分に合った方法でクコの実を食事に取り入れよう

アンチエイジングや冷え性改善といったさまざまな健康・美容効果のあるクコの実はスーパーフードとして注目を集めています。
そのまま食べても他の食材と組み合わせてもおいしくいただけますので、自分に合った方法で食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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