かぼちゃ以上に美容効果アリ!パンプキンシードで手軽に栄養補給
ナッツ類が美容にいいのはご存知の人も多いと思います。
そのナッツ類と同じような感覚で食べられるかぼちゃの種(パンプキンシード)も、美容にとってもいい食べ物なんです。
うれしいパンプキンシードの効果と、オススメの摂取量などをお伝えします!
こんなにたくさん!パンプキンシードの健康・美容効果
かぼちゃの種(パンプキンシード)と言えば、ハムスターや鳥などのおやつというイメージを持った人も多いのではないでしょうか。
もともとかぼちゃは果実部分にも色々な栄養素が含まれており、健康・美容効果の高い食材です。
しかし、かぼちゃは果実だけでなく種にも栄養価がギュッと凝縮されていて、その効果の高さは別名「若返りの種」と呼ばれるほど。
このパンプキンシードはアメリカで流行した、ナッツやシード類を摂取する「原始人ダイエット」で注目を集めました。
そのため、美容情報に敏感な女性たちの間では、かぼちゃの種を捨てずに食べる人が増えてきているのです。
パンプキンシードの健康、美容効果は次のようなものがあります。
生活習慣病予防
パンプキンシードには不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれており、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病を予防する作用を持っています。
オレイン酸は血中コレステロールの低下に役立ち、さらにパンプキンシードにはβ-カロチンやビタミンEといった抗酸化作用の高い栄養素が入っているのも特徴。
オレイン酸とビタミンによって、血管の老化を防ぎ将来的な糖尿病などの生活習慣病のリスクを下げることができるのです。
アンチエンジング
パンプキンシードはポリフェノールのリグナン、β-カロチン、ビタミンE、亜鉛、マンガンなどの高い抗酸化作用を持つ栄養素の宝庫でもあります。
体が老化していくのは、体内に取り込んだ酸素を分解するときに発生する活性酸素が原因。
そのため、抗酸化作用を持つ栄養素を取り込むことで老化を防ぎ、肌のシミやしわ、たるみなどを改善していきます。
また、リグナンは抗炎症作用を持っており皮膚に起きた炎症を抑える作用も。
ニキビや肌荒れといったトラブルを解消し、アンチエイジングに役立ってくれます。
女性ホルモンのバランスを整える
先ほど紹介したリグナンには、抗炎症作用と抗酸化作用にプラスして女性ホルモンのバランスを整える作用もあります。
このリグナンが女性ホルモンのエストロゲンの低下を抑制してくれます。
そのため、エストロゲンが急激に下がったことによる更年期障害の症状を和らげてくれるのです。
また、エストロゲンの低下は骨がもろくなる骨粗しょう症の原因にも。
リグナンは骨密度が下がるのを防いでくれるので、女性の加齢によって起こりやすい骨粗しょう症の予防にもなると期待されています。
パンプキンシードを食べる際の注意点
手作りのパンプキンシードは手間がかかる
生のかぼちゃからとれた種を食べるには、まず水洗い後数日間の天日干しの必要があります。
そのため、食べるまでに日数がかかってしまい時間がない人には下ごしらえが大変な食材。
お手軽にパンプキンシードを取り入れるには、市販のパッケージで販売されているものを利用するのがおすすめです。
高カロリーなので食べ過ぎに注意
パンプキンシードを食べるときに注意したいのがカロリーです。
パンプキンシードは一粒のうち半分が脂質でできているので、100g当たり574kcalと高カロリーな食材でもあります。
一日の摂取量は片手の平に収まる程度である、約20~30gが推奨されているので食べすぎには十分注意。
これでもカロリーは140~150kcalに相当するので、ついおいしくて食べ過ぎてしまうと肥満の原因になってしまいます。
また、パンプキンシードに含まれるリノール酸を過剰に摂取すると、アレルギーや大腸ガンのリスクが高くなるというデータも。
くれぐれも食べすぎには注意です。
適量を守って食事に取り入れていきましょう。
かぼちゃは果実だけでなく種もおいしく食べよう
かぼちゃはさまざまな美容や健康に良い栄養素の宝庫と言える食材です。
特に種であるパンプキンシードは、あの小さな一粒に色々な栄養素がギュッと詰まっています。
女性ホルモンのバランスを整えるだけでなく、アンチエイジングなど女性に嬉しい効能がたくさんある食材です。
ぜひ果実だけでなく種の部分もおいしく食べて美しくなりましょう。
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