冬は乾燥と静電気で髪に大ダメージ。まとめてケアする方法を教えて!
冬になると空気が乾燥して髪がパサパサです。
さらに静電気で髪が顔にはりついて困ります。
ブラッシングしようにもブラシと髪がパチパチしててとってもストレス……。
乾燥や静電気から髪を守るための方法はありませんか?
冬に髪がパサパサになる原因は?
冬の空気の乾燥によるもの
冬に髪が乾燥してパサパサしてしまうのは、気候が大きな原因。
夏とくらべ気温と湿度が低下する冬は、冷たい空気が髪に当たることで乾燥しやすいです。
特に1~2月は湿度が20~30%と1年の中で最も乾燥が厳しく、髪の乾燥が気になる時期。
さらに、室内はエアコンなどの暖房器具を使っているので、水分がどんどん奪われ髪が乾燥してしまうのです。
頭皮の血行不良や髪の栄養不足
また、冷え性やストレスなどで全身の血行不良が起きていると、頭皮まで必要な栄養素が行き渡らず、髪が傷んでパサパサになってしまいます。
特に髪のツヤの元であるコラーゲン不足は乾燥だけでなく、頭皮の保湿力も失われることに。
ダイエットのために過剰な食事制限やお肉を食べないなどの偏食をしていると、コラーゲンやたんぱく質が不足して、さらに髪の乾燥が悪化します。
髪がこすれて静電気
冬は静電気が起こりやすく、何かに触れる度に手がビリッとする人もいますよね。
乾燥した空気の中で髪をブラシでとかすと、その摩擦によって空気中を漂う電気のバランスが崩れます。
この電気のバランスの崩れが静電気を生み出し、髪の表面にあるキューティクルを剥がしてしまうのです。
キューティクルが剥がれれば、髪の中にあるたんぱく質や水分がどんどん外へと流れていき、さらに乾燥が進行しパサパサと傷みやすくなります。
冬の髪の乾燥・静電気対策は?
髪の乾燥や静電気をそのままにしておくと、最悪頭皮にも影響が及び抜け毛の原因になることも。
乾燥が進んだ髪は静電気も強くなり、何と2万ボルトもの電流ダメージを髪に与えてしまいます。
髪がやせ細り抜けやすい状態になるので、冬の髪の乾燥対策でキューティクルを守っていきましょう。
加湿をする
髪の乾燥が起こるのは湿度が低い空気が影響しているので、まず部屋を加湿して湿度を上げましょう。
室内の湿度は40~60%が推奨されています。
それよりも低いと髪の乾燥だけでなく、ドライアイやインフルエンザウイルスを活性化させてしまいます。
普段生活する部屋には加湿器を設置して、乾燥しすぎを防ぎましょう。
ブラシを変える
乾燥した髪をブラッシングすると、静電気が発生してキューティクルを傷つけてしまいます。
そのため、静電気が発生しにくい素材のブラシを使いましょう。
最近は静電気の発生を抑えるブラシもありますが、木製や動物毛などの天然毛のブラシがおすすめ。
乾燥した髪のもつれを優しくほどくだけでなく、ブラッシングをこまめにすることで毛穴に溜まった皮脂や角質を排出し、血行を促進する作用もあります。
髪のツヤを守るためにも、毎日欠かさずブラッシングでケアをしましょう。
洗い流さないトリートメントを使う
トリートメントは髪をコーティングしてツヤを出し、静電気の発生を抑えてくれます。
特に洗い流さないトリートメントは髪にしっかりと吸着し、しっとりとした仕上がりになるので髪のうるおいを逃がさず乾燥を防げますよ。
通常のトリートメントであれば、髪につけた後にシャワーキャップを被って10分ほど放置します。
その後に洗い流すと、トリートメント成分が奥まで浸透するので髪のうるおいを保つことができます。
乾燥が気になる時はハンドクリームで応急処置
日中に髪の乾燥や静電気が気になった時は、手持ちのハンドクリームでケアをしましょう。
ハンドクリームには、かさつく手を乾燥から守るために色々な保湿成分が含まれています。
特に油分成分が少なめのタイプは、髪につけるとツヤを保ちながらサラサラな仕上がりに。
日中だけでなく、髪をドライヤーで乾かす前に髪につけるのもオススメ。
ドライヤーの熱のダメージを受けにくくなり、乾燥から髪を守ってくれますよ。
冬の髪のパサつきや加湿と保湿でケアしよう
髪がパサパサと乾燥していると、ヘアセットがまとまらないだけでなく、見た目も老けた印象になってしまいます。
冬でもツヤツヤの髪を維持するため、部屋の湿度や髪の保湿に気を配って、乾燥のダメージから髪を守りましょう。
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