ポリフェノールだけじゃない!コーヒーが美容によい理由って何?

ポリフェノールだけじゃない!コーヒーが美容によい理由って何?

コーヒーが毎日欠かせないという方は多いのではないでしょうか?
ポリフェノールが美白に良いというのは有名ですが、それ以外にもコーヒーにはたくさんの美容にいい成分が含まれています。
その効果をご紹介します!

こんなにたくさん!コーヒーの美容・健康効果

ポリフェノールでアンチエイジングと美白

コーヒーの成分と言えばカフェインが有名ですが、実はそれよりも含有量が多い成分がポリフェノール。
ポリフェノールはコーヒーの香りや苦みの元にもなっており、あの豊かな風味を生み出しています。
また、このポリフェノールは高い抗酸化力を持っており、細胞の老化を防ぐ効果も。

そのため、肌の老化を防いでシミやシワ、たるみを予防するアンチエイジングドリンクとして役立ちます。
ポリフェノールにはシミの元であるメラニン色素の発生を防ぐ効果もあるので、同時に美白も期待できますよ。

リパーゼの働きを活発にして脂肪分解

コーヒーに含まれるカフェインは、すい臓で作られる消化酵素のリパーゼを活性化する効果があります。
このリパーゼは脂質の代謝をうながす脂肪分解酵素の作用があり、体内に入ってきた余分な脂肪分を分解してくれます。
そのため、ダイエットに役立つのはもちろん、体内に蓄積された脂肪で起こる脂肪肝や動脈硬化などの病気予防にも効果があります。

実際に、運動をする一時間前にブラックコーヒーを飲むことで、同じ運動量でも脂肪分解量が倍になることが明らかになりました。
また、食事の前にコーヒーを飲むことで食欲が抑えられる効果もあるため、ダイエット中の人はコーヒーを上手に取り入れれば効率よく減量ができますよ。

利尿作用でむくみを予防

カフェインが体内に入ると、交感神経が刺激されて血管の拡張が起こります。
その結果、老廃物をろ過する腎臓の働きが活性化して、体内の余分な水分が尿として外へ排出されるため、体のむくみを改善する効果も。

特にデスクワークなど長時間同じ姿勢で過ごしていると、体内の水分が下半身に溜まって足のむくみが起こりやすくなります。
デスクワークの最中も適度にコーヒーを飲むことで、こまめに水分が排出され、むくみ予防に役立ちますよ。

コーヒーの香りでリラックス効果

コーヒーをドリップしたときの芳醇な香りが好きな人はとても多いと思います。
最近の研究では、淹れたてのコーヒーの香りを嗅ぐことで、体がリラックスしている状態に見られるα波が増加することが明らかになりました。

また、このリラックスの度合いはコーヒーの焙煎方法によって違いがあり、浅煎りよりも深煎りの香りを嗅いだ時の方が強いα波が発生することがわかっています。
つまり、仕事の合間のコーヒーブレイクは、疲れた頭をリフレッシュさせ心も体も落ち着かせる作用があるのです。

コーヒーを飲むときの注意点

さまざまな健康・美容効果のあるコーヒーですが、飲み方に注意しないとかえって健康を害する可能性も。
次の点に注意して、コーヒーをより深く楽しみましょう。

飲み過ぎに注意

カフェインを過剰摂取していると、カフェイン中毒の症状が出てくることがあります。
カフェイン中毒になると、震えや動機、嘔吐などの症状が現れます。
重症化すると不整脈になったり、けいれんによって窒息を起こしてしまったりすることも。
最悪死亡するケースもあるので、一日の摂取量はコーヒーカップ2~3杯程度に留めておきましょう。

子供や妊婦、授乳中はコーヒーを控えよう

カフェインを摂取すると、子供やお腹の赤ちゃんの成長に影響を与えてしまいます。
特に妊娠中は妊婦さんが口にしたものがそのまま胎盤を通して、赤ちゃんへと伝わっていきます。
赤ちゃんにはカフェインを分解する代謝機能が未発達なので、カフェインによる影響を特に受けやすいです。

死産や流産のリスクが上がってしまうので、妊娠中はコーヒーを控えるか、ノンカフェインのものを飲みましょう。
同じく授乳中も母乳にカフェインが移行して、赤ちゃんを興奮させることがあるため、できるだけ控えるのがベストです。

適量を守ってコーヒーを楽しもう

コーヒーは多くの健康や美容に良いとされる成分が含まれているスーパードリンクです。
しかし、カフェインは摂り過ぎると中毒症状を起こして、最悪命を落としてしまうことも。

また、カフェインには依存性もあるため、コーヒーが飲めないとだるさや頭痛といった症状がでる可能性もあります。
必ず一日の適量を守って、おいしいコーヒーを楽しみましょう。

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