リップクリームを塗っているのに唇の皮むけが治りません

リップクリームを塗っているのに唇の皮むけが治りません

リップクリームを塗っているのに唇の皮むけが治りません。
リップクリームの使い方がいけないのでしょうか?
唇が荒れてしまう原因や、お手軽なケア方法を教えてください!

唇の皮むけが起きる原因は?

唇の皮がむけてガサガサしていると、飲み物がしみて食事も楽しめず、周りからお手入れ不足に見られてしまうこともあります。
乾燥する冬場でもうるおいのある唇で過ごせるよう、唇の皮むけを改善してきましょう。

唇は他の皮膚と違ってターンオーバーの周期が早く、3~4日で新しい皮膚へと生まれ変わります。
そのため、しっかりとケアをすれば3日程度でうるおいのある唇を取り戻せますよ。
まずは、どうして唇の皮むけが起きるのかその原因をご紹介します。

乾燥によるもの

唇の皮がむけてしまうのは、乾燥によってうるおいがなくなっている可能性があります。
唇は常に外気に触れている箇所な上、皮膚が薄く水分を保つことができません。
そのため、特に乾燥する秋から冬にかけては唇がカサカサになってしまうのです。

食生活の乱れで胃腸が荒れている

胃腸と口は密接につながっていて、胃腸が荒れていると口周りも荒れてしまいます。
たとえば、暴飲暴食や偏った食事、胃に負担がかかるような脂っこいものを多く食べたときは胃腸が弱ってしまいます。
そのため、口内炎や口角炎ができたり唇が荒れて皮むけが起きたりすることがあります。

紫外線ダメージ

唇は皮膚が薄いので紫外線が肌の奥まで届くことで、皮膚に深いダメージを負ってしまいます。
また、他の場所と違って日焼け止めを塗ることもできないので、特に紫外線のダメージを長期間受けやすく、唇の皮むけが慢性化しやすいです。

リップクリーム

唇の乾燥を防ぐために使っているリップクリームにも注意が必要。
つけるとスーッと清涼感が得られるメンソールは、皮膚が薄い唇にとって刺激が強い可能性があります。
特に皮むけが気になってリップクリームを使っていても、強い刺激や添加物によってさらに症状が悪化することも。
リップクリームを使っていても症状が改善しないときは、成分を確認してみましょう。

唇の皮むけへの対処法は?

それでは、つらい唇の皮むけを治すにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?
今すぐ実践したい対処法をご紹介します。

リップクリームをやめてワセリンでパック

唇が荒れたときは、リップクリームでケアをする人が多いですよね。
しかし、リップクリームの成分や塗る時の摩擦は、かえって唇に刺激を与えて皮むけを悪化させることも。
皮むけと一緒に唇全体に小さな水疱ができているときは、リップクリームの成分によってかぶれた可能性があります。
そのため、リップクリームを使わずにワセリンで保湿をしましょう。

ワセリンは水分の蒸発を防いで、唇の乾燥から守ってくれるアイテムです。
乾燥がひどいときはワセリンを塗った唇の上からラップを被せ、10分ほどパックをしましょう。ワセリンが肌にしっかり蓋をしてくれますよ。

刺激しない

食事のあとにティッシュで唇を強くこすったり、気になって皮をむいたりするのはやめましょう。
唇は皮膚が薄いので、強い摩擦を与えたりせっかく治ってきた皮をむいたりしたら、さらに皮膚を傷つけてしまいます。
また、口紅を塗る時にリップブラシで強くこすりつけるのも控えて、表面をなでるように少しずつ色を乗せていきましょう。

ビタミンB2とビタミンCを摂取する

ビタミンB2は皮膚や粘膜を丈夫にして、唇の荒れを改善する作用があります。
ビタミンB2はうなぎ、サバ、いわしなどの魚類、納豆、卵などの食材にも含まれています。
ちなみに一日の目安摂取量は1.2㎎ほどで、うなぎであれば150g(1串)程度で補うことが可能です。
しかし、毎日たくさんの魚を食べるのは難しいので、ビタミンサプリで補うのもおすすめ。

また、ビタミンB2と一緒に、肌のターンオーバーを促進するビタミンCを摂りましょう。
ビタミンCはレモン、いちご、グレープフルーツなどの柑橘類に豊富に含まれており、荒れた唇の皮膚を新しく生まれ変わらせてくれますよ。

唇の皮むけはワセリンで治していこう

唇の皮むけは乾燥や胃腸の不調が主な原因です。
つい気になって唇に触れたり皮をむいたりすると、さらに症状が悪化してしまうので、しっかりと保湿ケアをして治していきましょう。

リップクリームに含まれている添加物が原因でかぶれていることもあるため、不純物が一切入っていない白色ワセリンを使って、まずは3日間保湿を心がけてください。
また、胃腸の不調が原因の場合は食生活を見なすなど、生活習慣を改善することが大切です。

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