寒い日はホットワイン!美容と健康に効果抜群のアンチエイジングドリンク
一口飲めば身体が温まるホットワイン。
甘くて飲みやすいだけではなく、ワインやスパイスには美容と健康に嬉しい効果がいっぱいなんです。
ホットワインの作り方やその嬉しい効果をご紹介します!
ホットワインの健康効果について
ホットワインはヨーロッパでは昔から定番で、寒くなる秋から冬にかけては毎日飲まれるほどお馴染みのドリンク。
沸騰しない程度に温めたワインに、オレンジやレモンなどのフルーツや香辛料を加えるだけのお手軽さながらも、体が芯からポカポカに温まります。
日本でも最近ホットワインの健康効果が注目されていて、赤ワインで作るホットワインが流行の兆しを見せています。
そんなホットワインの健康や美容効果は次のようなものがあります。
免疫力アップ
昔からヨーロッパでは、風邪の引き始めにお母さんがホットワインを作ってくれます。
風邪の引き始めは、体をしっかりと温めて免疫力を高めるのが症状を長引かせないために大切。
体温が1度上昇すれば免疫力は5倍近くもアップするので、風邪のウイルスを早く退治するサポートになります。
また、赤ワインに含まれる豊富なポリフェノールは、体の細胞を老化させる酸化を防ぐ高い抗酸化作用があります。
そのため、風邪を早めに治すだけでなく、ウイルスに負けない体作りにも役立ちますよ。
美肌を作る
ホットワインはオレンジやレモンなどの果物を入れて味付けしますが、このような柑橘類にはビタミン類が豊富に含まれています。
ビタミン類もまた、ポリフェノールと同じく高い抗酸化力を持っていて、肌の老化を防いでくれます。
特に冬場は肌が乾燥して肌荒れなどのトラブルが起こりやすい時期。
ホットワインを飲めば乾燥で傷ついた肌を修復して、肌荒れを防ぐ効果があります。
睡眠の質が上がる
また、ホットワインはアルコールを完全に飛ばしていないドリンクなので、眠る前に飲めば睡眠導入のサポート効果も。
通常の赤ワインは14~15%ほどのアルコールが含まれていますが、ホットワインは7%ほどのアルコールが残ります。
この適度なアルコールは体を温めるだけでなく、心と体の緊張もほぐしてくれるので、スムーズな入眠をサポートしてくれます。
さらに、ホットワインによく入れるハチミツにはセロトニンが含まれており、ストレスや興奮を和らげて気持ちを落ち着かせる作用も。
入眠する予定の1時間前に飲めば、心地良い眠りにつけますよ。
ホットワインの作り方は?
ホットワインは電子レンジで温めて作るのがお手軽です。
基本のホットワインは赤ワインにオレンジジュースかレモン汁を少々入れて、電子レンジで温めるだけ。
このとき、赤ワインを沸騰させてしまうとせっかくのワインの風味が飛んでしまうので注意しましょう。
電子レンジによって温める時間は異なりますが、600Wで1分~1分30秒ほどから始め、お好みの温かさまで調整してください。
また、温めてもアルコールは残っているので、一日コップ1杯程度の量に留め、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。
ホットワインにちょい足ししたいおすすめスパイス
ホットワインは果物や香辛料をプラスして、色々な風味が作れるのも魅力の一つです。
寒い日に飲みたい、おすすめのスパイスレシピをご紹介します。
シナモン
シナモンは毛細血管を修復して丈夫にする作用があるので、高血圧の予防や血行改善につながります。
気温が下がる冬場は血管が委縮して血行不良が起こりやすく、冷え性に悩む人が多いですよね。
就寝前にホットワインを飲めば、冷たい手足を温めてぐっすりと眠りにつけるようになります。
ショウガ
温かいホットワインにピリッとしたショウガをプラスして、さらに体を芯から温めましょう。
ショウガにはジンゲロールという成分が入っており、体を温める作用があります。
チューブタイプのショウガでも同じ効果が得られるので、お好みの量のショウガとスプーン1~2杯の砂糖を入れて飲みましょう。
スターアニス(八角)
古くから漢方薬として使われてきたスターアニスは、白血球を増やす作用があるスパイス。
白血球を増やして免疫力を高めるので、体内に侵入したウイルスや細菌を退治してくれます。
また、胃腸の血管を刺激して消化の働きを促してくれるため、胃腸が弱った時にもおすすめですよ。
ホットワインで健康と美しさを手に入れよう
ホットワインは体を温めるだけでなく、風邪予防やアンチエイジングも期待できるスーパードリンクです。
ちなみにワインを温めることで味わいもまろやかになり、普段お酒を飲まない人でも口当たりが良いですよ。
使う赤ワインはどんなものでも大丈夫ですので、寒い日はホットワインを作ってリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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