牡蠣で美肌を作れる？女性ホルモンアップ効果も！？牡蠣パワーで美しく！
牡蠣がおいしくなる季節が近づいてきましたね！
「海のミルク」といわれる牡蠣は秋冬が旬。
栄養価が高いことで知られていますが、美肌やホルモンアップなど嬉しい効果があるのをご存知ですか？
牡蠣の栄養素やおすすめの食べ方を紹介します！
牡蠣は秋冬が旬の食べ物！
古くから牡蠣は、滋養強壮に良い食材として重宝されてきました。
特に西洋ではローマ皇帝カエサルが、牡蠣を求めてイギリス遠征を実行したとの記述も残されているほど。
そんな牡蠣ですが、日本でも生牡蠣や鍋に欠かせない味覚の一つです。
寒い秋冬にかけての時期が旬で、北海道から九州まで日本のほとんどの地域で養殖されています。
今では牡蠣は年中販売されていますが、旬の牡蠣は大きさも栄養も段違いです。
海のミルクと呼ばれるほど健康や美容をサポートしてくれる栄養素が豊富なスーパーフードなんです。
牡蠣に含まれる栄養素と健康・美容効果
牡蠣が海のミルクと呼ばれるのは、ミネラルやたんぱく質などが豊富に含まれているからです。
日本だけでなく世界中から健康食品として親しまれています。
そんな牡蠣の健康、美容に効果的な栄養素は次のようなものがあります。
亜鉛で美肌をサポート
牡蠣はあらゆる食材の中で、亜鉛の含有量がトップクラスの食べ物。
亜鉛は皮膚のターンオーバーを促進して再生をサポートしてくれるので、きめ細かい美肌を作るサポートになります。
温泉に入ると肌がきめ細かくすべすべになるのは、この亜鉛の効能によるものなんです。
牡蠣を食べることで、体の内側から美しい肌を作り出すことができます。
ビタミン類で貧血改善
牡蠣にはビタミンA、B1、B2、B12なども豊富に含まれています。
これらのビタミンは造血ビタミンと呼ばれており、その名の通り体内で血を作り出してくれるため貧血改善に役立ちます。
また、牡蠣には鉄分やコバルトなどのミネラル分も豊富なので、健康的な血液を作り貧血予防になります。
ホルモンバランスを整える
牡蠣の亜鉛はホルモン分泌を活性化させる効果もあるので、ホルモンバランスの乱れを整える作用があります。
特に女性の卵巣は亜鉛が豊富に含まれており、ホルモンの働きをサポートしています。
この亜鉛が不足してしまうと、ホルモン生成がスムーズにいかず生理不順や無排卵などの婦人疾患の原因になります。
牡蠣の亜鉛を適度に摂取することで、卵巣機能を正常化してホルモンバランスを整えることができるのです。
良質のたんぱく質が二日酔いを予防する
牡蠣に含まれる良質なたんぱく質は、アルコールの分解時に発生するアセトアルデヒドを解毒する効果があります。
このアセトアルデヒドが体内に蓄積されると、あの二日酔いの吐き気や頭痛を引き起こしてしまいます。
お酒を飲む時は牡蠣料理を一緒に食べれば、アルコールを速やかに分解する効果で二日酔いの予防になります。
生牡蠣や食べすぎには要注意！
牡蠣は生でも火を通してもおいしくいただくことができます。
しかし、生牡蠣の場合はノロウイルスに感染する可能性があり、食中毒の症状が出ることもあります。
そのため、生で食べるときは必ず生食用のものを選び、消費期限を必ず守って食べることが大切。
また、このような細菌は80℃以上の環境で1分以上加熱すると、殺菌効果があるため食中毒のリスクを大幅に減らせます。
貝がアレルゲンとなってアレルギー症状が出ることもあるため、体調を崩さないよう十分に気をつけて食べてください。
また、牡蠣に含まれる亜鉛や銅を摂り過ぎると肝臓や腎臓に負担がかかってしまうため、一日5個程度にとどめておきましょう。
おすすめの牡蠣の食べ方とレシピ
牡蠣は生や焼き、蒸し、煮込みなど色々な調理法が楽しめます。
その中でも、美容・健康効果をアップさせるおすすめレシピを2つご紹介いたします。
レモンでさっぱり！焼き牡蠣
旬の牡蠣の豊かな風味を味わえる焼き牡蠣は定番メニュー。
作り方は、オーブン、電子レンジ、フライパンなど複数の方法があるため、自分に合った方法で調理しましょう。
オーブン：アルミホイルを敷いた天板に並べて250℃で15分加熱。
電子レンジ：皿に牡蠣を乗せてラップをかけたら600Wで5～6分加熱。
フライパン：牡蠣を並べたあとにフタをしたら、殻が開くまで約20分中火で火を通す。
火が通ったらナイフで貝柱を切り離して、レモン汁をかけていただきましょう。
レモンに含まれるビタミンCは、亜鉛の吸収を手助けするキレート作用があります。
また、他にもポン酢など酸味のある調味料をかけると、より美肌効果を高めることができますよ。
牡蠣とトマトの簡単炒め
・材料
加熱用牡蠣…1パック
トマト…1個
にんにく…お好み
白ワイン…小さじ2～3
オリーブオイル…適量
塩・こしょう…少々
・作り方
1．にんにくをみじん切りにしたら、オリーブオイルを引いたフライパンに入れて炒めます。
2．にんにくが香ってきたら水で洗い流した牡蠣を入れてさっと炒めます。
3．軽く火が通ったら1～2cm角に切ったトマトを入れて、さらに炒めていきましょう。
4．最後に白ワインを入れてアルコールをしっかりと飛ばします。
5．塩、こしょうで味を整えたらお皿に盛って完成です。
トマトのリコピンと牡蠣のアミノ酸やビタミンが、美肌効果を高めてくれるレシピ。
オリーブオイルで炒めているので、ワインとの相性もバッチリです。
旬の牡蠣で美肌を手に入れよう
高たんぱくで低脂質の牡蠣は、栄養が豊富なのに太りにくい食材でもあります。
旬の冬はそのまま生牡蠣や焼き牡蠣にするのはもちろん、鍋や炒め物にしてもおいしくいただけますよ。
他の食材と組み合わせて、美容・健康に良い栄養素を効率よく摂り入れましょう。
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