平日は忙しい!シャワーだけで疲れってとれないでしょうか?

平日は忙しい!シャワーだけで疲れってとれないでしょうか?の画像
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平日は忙しい!シャワーだけで疲れってとれないでしょうか?

お湯を張る気力も体力もなく、毎日の入浴は慌ただしくシャワーで済ませがちです。
でも疲れを取るためにはお湯にちゃんと浸からないとダメ!とよく聞きます。
シャワーだけでもしっかりリラックスできる方法って何かありませんか?

シャワーだけでは体の疲れはとれないってホント!?

平日は遅くまで仕事をしていて、時間がなくてしっかりと入浴できないという人もいますよね。
実際に働き盛りの20~30代の女性のうち、約30%が平日はシャワーだけで済ませるとのアンケート結果もあります。
しかし、シャワーだけで入浴を済ませていては、疲れが癒えずにどんどん溜まっていってしまうのをご存知ですか?

そもそも疲れには「肉体疲労」と「精神疲労」の2種類があります。
肉体疲労は乳酸といった疲労物質の蓄積や、グリコーゲンなどのエネルギー源の不足が原因。
それに対して、精神疲労は仕事や対人関係の悩みなどのストレスによる疲れ。
どちらも定期的に解消されないと、どんどん体内に蓄積されていき胃痛や頭痛、肩こりや不眠などさまざまな体調不良を引き起こす原因になるのです。

このような疲労を和らげるのが、一日の終わりに湯船にゆっくりと浸かること。
お風呂で体を温めることは血行不良を改善して、冷えによる肩こりや頭痛、筋肉疲労を和らげる作用があります。
また、お風呂にゆっくりと浸かれば、活動時に優位になる交感神経から、リラックス状態のときに働く副交感神経優位に切り替わり、肉体的にも精神的にも溜まった疲れを癒すことができるのです。

心身を癒してくれる湯船に対し、シャワーで体を洗うだけでは体が芯から温まらず、落ち着いて入浴できないため気持ちもリラックスモードになりにくいです。
その結果、寝つきが悪くなったり肉体疲労がとれなかったりする原因になるので、シャワーのみの入浴はあまりおすすめできません。

忙しい時はシャワーに足湯をプラスしよう

それでも、毎日お風呂を掃除してお湯を張るのはつらい日もありますよね。
どうしてもお風呂に浸かることができない日は、シャワーに足湯をプラスして疲れを取りましょう。
足は第二の心臓と言われているほど、体の神経やツボが集中しています。
そのため、足をお湯で温めることで全身の血行が促進され、老廃物や余分な水分を排出する作用があります。
また、足を温めるだけでも内臓全体が芯から温まるので頑固な冷えを改善して、寝つきが良くなる効果も。

体が温まれば自然と心もほぐれてリラックスするので、仕事のストレスを感じている人にもおすすめです。
お風呂よりも気軽にできる入浴法ですので、忙しい平日こそ足湯で疲れを癒しましょう。

足湯のやり方は?

シャワーと一緒に足湯をするときは、頭を洗っているタイミングがおすすめです。
やり方は、大きめの洗面器に43~44℃ほどのお湯を張って足を入れるだけ。
熱めのお湯に足を浸けることで、冷えを和らげ全身の血流改善につながります。
お湯の温度が下がってきたら、そのままシャワーを入れて温め直すことができるので、足湯だけをするよりも手間がかかりません。

足湯をするときの注意点

足湯をする際は、体が温まらないからと言って、15分以上の長時間行うのは控えましょう。
冷えがひどいと足湯をしても体がすぐに温まらず、なかなか汗が出てこない人もいます。
しかし、そこで熱いお湯に長時間浸かっていると、足が低温やけどの状態になってしまいます。
気付かないうちに低温やけどを繰り返していると、その皮膚の部分が黒ずんで変色する原因にも。
汗をかかなくても10~15分程度で切り上げ、足湯後は湯冷めをしないように厚手の靴下を履いておきましょう。

シャワーと足湯の組み合わせで体を温めましょう

その日の疲れをしっかりと癒すには、シャワーだけでなくお風呂に浸かることが大切です。
しかし、帰りが遅くなるといちいちお風呂を沸かすのも大変ですよね。
そんな場合はシャワーと足湯を組み合わせて、体の芯からしっかりと温まりしょう。
休めるときはできるだけ体を休めて、日頃から体をいたわることも健康維持の上で大切です。

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