寝ても疲れが取れないのはなぜ?NGな生活習慣と改善法!
長時間寝たのに朝起きたらとてもだるい!むしろ疲れてる!なんてことありませんか?
寝起きがすっきりしないと1日のやる気が出なくてつらいですよね。
今回は疲れをためてしまうNG習慣と改善法をご紹介します。
疲れがとれないNG習慣と対処法
しっかりと眠ったはずなのに、疲れがとれないのはついやってしまっている生活習慣が原因かもしれません。
長時間眠っていても、睡眠の質が悪ければ体も脳もしっかりと休まらず、疲れを翌日まで持ち越してしまいます。
疲れがとれなくなる寝る前のNG習慣と、その対策をご紹介しますので当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
運動不足
長時間のデスクワークや車通勤など、普段からあまり体を動かさない人は慢性的な運動不足になっていることも多いです。
筋肉は使っていないとどんどん収縮していき、全身に血液を送る働きが衰えてしまいます。
その結果、血行不良が起きて全身に必要な酸素と栄養が運ばれず、しっかりと眠っていても体の疲れやだるさを感じるのです。
運動不足が続けば肥満や冷えなど、色々な健康問題を引き起こすのでできるだけ筋肉を柔軟に保ってあげましょう。
血流を良くするためにおすすめなのが、適度なウォーキングやランニングなどの有酸素運動。
わざわざウォーキングの時間をとるのが難しい人でも、一駅分早く降りて歩く、階段を使うなどのちょっとした心がけて運動量を増やすことができますよ。
また、休憩中や寝起きに軽くストレッチすることで、筋肉を柔軟にして血行不良の改善につながります。
ストレス
強いストレスを抱えていると、脳内にオレキシンという成分が大量に分泌されます。
このオレキシンは、脳を活性化して興奮させるドーパミンやノルアドレナリンの分泌を調整する脳内物質。
仕事やプライベートで何らかの心配事やストレスを感じていると、布団に入ってからもモヤモヤと嫌だったことを思い出してしまいますよね。
そのため、眠る直前までオレキシンの過剰分泌が続き、睡眠が浅くなってぐっすりと脳を休ませることができなくなります。
寝起きからだるさを感じたり気持ちが落ち込んだりするので、このようなストレスをできるだけ減らしていきましょう。
誰かに相談するだけでもストレスは和らぎますが、つらいときは心療内科でしっかりと治療を受けてください。
寝る前の食事、間食
寝る前に食事やおやつを食べると、胃が消化活動にエネルギーを使います。
胃腸が活動状態になるため、体も消化モードになり睡眠モードに切り替わらず、寝つきが悪くなったり睡眠の質か低下したりします。
最低でも眠る3時間前には夕食を済ませて置き、それ以降は間食も控えましょう。
睡眠状態だと胃腸の働きも鈍くなってしまい、翌日に消化不良を起こすことも。
どうしてもお腹が減ってしまった時は、消化がスムーズなヨーグルトやスープなどの液体ベースのメニューを食べましょう。
寝る前のブルーライト
眠る前にパソコンやスマホの操作をしていると、寝つきが悪くなりぐっすりと眠れなくなります。
体がブルーライトの強い光を浴びると、脳が朝だと判断してしまい睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑制されます。
その結果、寝つくまで時間がかかる上、時差ボケが起きて朝すっきりと目覚めることができなくなるのです。
寝室にはパソコンやスマホなど、液晶画面のある家電は持ち込まないようにしましょう。
どうしてもスマホを確認したい時は、ナイトモードなどブルーライトを和らげる設定にして、短時間の操作に留めることで寝つきが改善します。
睡眠の質を上げるリラックス方法
寝付きを良くして睡眠の質を上げるには、心も体もリラックスさせてメラトニンの分泌を促すのが重要です。
特に就寝前のお風呂は体が芯から温まり、全身の血流を良くして緊張を和らげる効果もあります。
また、入浴後から1時間後は特に体温が自然と低下して、自律神経もリラックスモードに切り替わるので、さらに眠りに入りやすい状態に。
できるだけシャワーだけで済まさずに、湯船にゆっくりと浸かってから眠りましょう。
ほかにも寝室でリラックスして過ごせるよう、アロマを焚いたりハーブティーを飲んだりするのも効果的。
安眠にはラベンダーやカモミール、ローズヒップなどがおすすめです。
体も心もリラックスして眠りにつきましょう
就寝前のスマホやパソコン、運動不足など、気づかないうちに睡眠の質を下げている可能性があります。
最近寝ても疲れがとれない人は、一旦生活習慣を見直して眠りの質を下げることをしていないかチェックしてみてください。
特に就寝前に目や体に刺激を与えると、寝つきが悪く睡眠不足になってしまうので、ブルーライトや就寝前の食事は避けましょう。
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