「飲む点滴」の効果を更にアップ！？美肌を作る「甘酒豆乳」の実力とは

2016.12.10

「飲む点滴」の効果を更にアップ！？美肌を作る「甘酒豆乳」の実力とは

1 「飲む点滴」の効果を更にアップ！？美肌を作る「甘酒豆乳」の実力とは

甘酒の栄養価の高さはよく知られていますよね。
ここに豆乳を加えるだけで更にスゴイ効果が期待できる「甘酒豆乳」を作ることができます。
テレビや映画で大活躍のあの女優さんが愛飲していることで有名になった「甘酒豆乳」についてご紹介します。

甘酒の美容・健康効果について

甘酒は「飲む点滴」と言われるほど、栄養価の高い飲み物として有名です。
そんな美肌効果の高い甘酒に、ヘルシーで良質なたんぱく質を含んだ豆乳の組み合わせた飲み物が「甘酒豆乳」です。
この甘酒豆乳は、有名女優さんが毎朝欠かさず飲んでいるドリンクで、白く美しい肌になると話題を呼びました。
どうして甘酒と豆乳の組み合わせが美肌を作るのか、まずは甘酒の美容、健康効果を見ていきましょう。

メラニンを抑制して美白

甘酒の原料である米麹には、コウジ酸という成分が含まれています。
このコウジ酸はシミやそばかすの原因になるメラニンの生成を防ぐ作用があるため、肌を白く美しく保つのに効果的です。

オリゴ糖でデトックス

甘酒の優しい甘さはオリゴ糖によるもの。
このオリゴ糖は腸内環境を整える作用があるので、腸に溜まった老廃物をスムーズに外へ排出するサポートをしてくれます。
また、お米が原料なので食物繊維で便秘解消効果が期待できます。
そのため、デトックスによって体のめぐりを良くして、健康的な肌を作る効果があります。

豆乳の美容・健康効果について

それでは、次に豆乳の健康、美容効果をご説明します。

イソフラボンで肌荒れを防ぐ

豆乳に含まれているイソフラボンは、コラーゲンの生成を促す作用があります。
このコラーゲンはたんぱく質でできているため、イソフラボンを積極的に摂り入れれば肌のうるおいを保ってハリやツヤを生み出してくれます。
また、イソフラボンは皮脂分泌量を抑制するので、皮脂の過剰分泌によるニキビや肌荒れを防ぐ効果もありますよ。

DHEAでアンチエイジング

大豆イソフラボンには、若返り効果があるとして注目を集めているホルモン「DHEA」の生成を促す効果もあります。
このDHEAは20代をピークにして、分泌される量がどんどん減ってしまいます。
なんと、40代になると約半分まで減少し、女性ホルモンの分泌量が低下して女性らしい美しい体のラインや肌のハリやキメが保てなくなっていくのです。
豆乳はDHEAを増やすと言われています。
DHEAは女性ホルモンの分泌を促してくれるので、肌を若く美しく保つ作用がありますよ。

甘酒豆乳の作り方

そんな美肌に良い栄養素がぎゅっと詰まった甘酒と豆乳を組み合わせ、さらに美肌パワーをアップさせたのが甘酒豆乳です。
甘酒豆乳は時間のないときでも簡単に手軽に作ることができますよ。
甘酒豆乳の基本の作り方は次の通りです。

作り方

1．鍋に甘酒100mlと豆乳80mlを入れます。
2．すりおろしたショウガを鍋に加えたら、沸騰しない程度に温めましょう。

ちなみに、甘酒は酒粕が原料のものか、米麹で作られたタイプがありますが、美肌効果の高い成分が含まれている米麹が原料のものを使ってください。
また、甘酒豆乳に加えるショウガは、体を芯から温める効果があるので、寒い季節は冷え性を防いで足や手までポカポカになりますよ。

甘酒豆乳の飲み方と注意点について

飲むタイミング

甘酒豆乳は美肌のために飲むのなら、就寝前の夜に飲むのがおすすめです。
また、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは就寝中に分泌されるので、甘酒豆乳の美肌成分によって、肌のダメージを修復して美肌を作る効果がありますよ。

そして、便秘解消やダイエットのためなら、朝食の代わりにするのがおすすめです。
甘酒のオリゴ糖は満腹感が得られるので、朝に置き換えれば食事のカロリーを抑えることができますよ。
オリゴ糖は体への吸収スピードも速く、朝に飲めば効率よくエネルギーになるため、寝起きに食欲がないときにもぴったりの飲み物です。

飲む量について

甘酒豆乳は一日に200～300ml程度の量を飲みましょう。
ちなみに甘酒は糖分が多くカロリーが高いので、甘酒豆乳と一緒にご飯を食べるとカロリーオーバーすることがあります。
マグカップ1杯分（200ml）で150ckalと高カロリーなので、くれぐれも飲み過ぎないよう注意してください。
甘酒豆乳で置き換えをすれば少量でも満腹感が得られるので、無理のないダイエットとしてもおすすめです。