肌を白くしたい!美白になるために効果的な食べ物&レシピ


きれいな白い肌って憧れますよね。
「今よりも白くなりたい!」「日焼けには気をつけてるのに焼けてしまった」
なんて、思っている人もいるはず。
外側からの日焼け対策も、もちろん大切ですが内側からのケアをすることも美白への第一歩です。
美白になるためにも、バランスのいい食事をして身体も健康的にキレイになりましょう。

 

美白について・肌の知識

美白ってどういうこと?

美白とは、一般的に色素沈着が少なく、明るい美しい肌、より白い肌を目指すこと、くすみ・シミの改善、予防をすることを言います。
美白は、メラニン色素を少なくしたり、余分なメラニンのない本来の透明感のある肌にしてくれるのです。
なので美白とは、メラニン対策のことをいいます。
美白ケアは、メラニンの増加をおさえ、メラニンが表皮にとどまらないで排出されるようターンオーバーをうながして代謝をよくするなどの機能を備えています。
メラニンが多くなりすぎないようにコントロールしてくれています。

肌のしくみ

肌は、3つの層からできていて、外側から

  • 「表皮」
  • 「真皮」
  • 「皮下組織」

この3つの層で構成されています。
特に、美白や美肌に関係あるのは一番外側の「表皮」です。

・「表皮」

表皮は、さらに4つの層になります。

  • 「角層」
  • 「顆粒層(かりゅうそう)」
  • 「有棘層(ゆうきょくそう)」
  • 「基底層」

この4つの層でできています。
一番外側の角層は厚さがわずか、0.02mと大変薄いです。
基底層で作られた細胞が、分裂して順々に上へ移動していきながら変化していきます。
細胞が下から上にいき、細胞が生まれ変わることをターンオーバーといいます。
ターンオーバーのサイクルは正常だと4週間くらいだと言われています。
このターンオーバーのサイクルが早くても遅くてもよくありません。
表皮の画像

・「真皮」

真皮は、表皮の下にあり表皮を支える役目をしています。
70%がコラーゲンでできています。
コラーゲン・エラスチンが網目状になっており、ハリやうるおいをヒアルロン酸によって保たれています。
この、エラスチンの力が弱まってくるとたるみやシワにつながってきます。

肌のしくみ画像

・「皮下組織」

皮下組織は、皮膚の一番内側にある組織です。
表皮と真皮をささえています。
皮下組織の層には、皮下脂肪の組織が多くあるため、体の保温や栄養を貯めておくことができる機能をもっています。

 

美白のために必要な成分は?

サラダを食べる女性の画像

体の内側から美白成分を摂ろう

美白・美肌を保つためには、バランスよくいろんな栄養素を摂取する必要があります。
ストレスや日焼けで活性酸素が多く発生するので抗酸化のある成分を積極的に取り入れるようにしましょう。
一般的に、美白や抗酸化作用が期待できる言われている成分は、下のようなものがあります。

ビタミンC

水溶性のビタミンの1種です。
アセロラ、いちご、キウイや柑橘類のレモン、オレンジなどに含まれています。
また、ビタミンCにはできてしまった黒色メラニンを無色の還元型メラニンに変化させることができ、黒色メラニンを目立たなくさせる働きもあります。

ビタミンA

ほうれん草、鶏レバーなどに含まれています。
ターン―バーを促進し、肌のうるおいを保ちます。抗酸化作用もあるので粘膜や肌をつよくする働きもあります。
脂溶性のビタミンのため、摂りすぎると体内に蓄積されてしまうので、過剰に摂取すると体にも悪影響があるため注意しましょう。

ビタミンE

ごま、ナッツ類、アボカドなどに含まれています。
毛細血管の拡張により血液が肌のすみずみまで巡るので、肌荒れの予防や改善をしてくれます。

βカロチン

ニンジン、ブロッコリーなどに多く含まれています。
体の中でビタミンAに変化します。
活性酸素を抑えたり、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。

L-システイン

もともと体内に存在するアミノ酸です。
メラニンの過剰生成を防ぐ働きがあり、代謝を促す働きがあります。

リコピン

トマトに多く含まれています。
抗酸化力がとても優れています。

アスタキサンチン

エビやカニ、サーモンに多く含まれています。
抗酸化力に優れているので、メラニンの生成を抑える効果があります。

エラグ酸

ザクロやベリー系の果物に含まれています。
メラニンを黒色化させる酵素の働きを抑える働きがあります。

ベリーの画像

 

美白・美肌のために摂りたい食べ物

野菜の画像

ビタミンCが含まれている食べ物

赤ピーマン、黄ピーマン、芽キャベツ、柿、アセロラなどがあります。
熱に弱いものが多いので、サラダやスムージーにして取り入れたりすのがおすすめです。
毎日食事を作るのが大変な人はアセロラジュースでも簡単に取り入れることができます。
毎日、継続的に摂取することが大事。

ビタミンAが含まれている食べ物

鶏、豚、牛肉レバー、ほうれん草などに含まれています。
油に溶けやすいビタミンなので炒め物などで摂取するとおすすめです。
摂りすぎると、体に不調が起こることもあるので注意が必要です。

ビタミンEが含まれている食べ物

アーモンド、かぼちゃ、アボカドなどに含まれています。
ビタミンCと一緒に摂るとそれぞれの効果がアップするのでおすすめです。

βカロチンが含まれている食べ物

ニンジン、モロヘイヤ、バジルなどに含まれています。
生で食べるよりも加熱調理をして食べたほうが体内に吸収されやすいので加熱調理をするのがいいでしょう。

L-システインが含まれている食べ物

かつお、さんま、アサリなどに含まれています。
メチオニンという栄養素が体内で合成されてL-システインが作られています。

リコピンが含まれている食べ物

トマト、加工したトマト製品などに含まれています。
加工されたトマト製品のほうが何もしていないトマトより多く含まれています。
油や牛乳と一緒に摂取したほうが効果的に吸収されるのでおすすめです。

アスタキサンチンが含まれている食べ物

桜えび、紅サケ、イクラなどに含まれています。
アスタキサンチンは赤色の色素で赤色の魚などは皮ごと摂取したほうがいいそうです。

エラグ酸が含まれている食べ物

ザクロやベリー系の果物に含まれています。
ベリー系の果物などは、虫がつきやすいため農薬が使われていることもあるのでしっかり洗ってから食べるようにしましょう。

赤紫のスムージーの画像

 

美白になる食べ物&飲み物でおすすめのレシピをご紹介

アボカドトマトスムージー♪

抗酸化力の強いリコピン、ビタミンEで美白にも美肌にもおすすめのレシピ!
はちみつを入れてもGood!

スムージー画像

いちごとオレンジのスムージー

いちごとオレンジを使ったスムージー。
エラグ酸、ビタミンCが入っているのでメラニンの生成を抑えてくれます。

スムージーの画像

肌が生まれ変わる! 朝スープ習慣〜美白編〜

忙しい朝にピッタリの時短スープ。
また、朝スープを飲むことで肌の調子や体の不調の改善にもいいいそうです。
βカロチンが、活性酸素を抑えてくれる働きをしてくれます。

スープ画像

赤パプリカを炙った香ばしいスープ

赤パプリカを使ったビタミンたっぷりの、お肌に嬉しいアンチエイジング効果も期待できるスープ♪
見た目もきれいで簡単にできちゃいます。

スープの画像

フライパンでじっくり焼くだけ!かぼちゃのグリル

βカロチンと油の組み合わせで体内の吸収率がよくなり、美白におすすめ!

かぼちゃの画像

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?美白に効く栄養素、レシピをご紹介しました。
一度にたくさんとるのは、難しいですが毎日続けてとることで効果も期待できます。
外側からのスキンケアももちろん大事ですが、身体の内側から必要な栄養素をとってケアしてあげることで肌だけではなく健康面にもプラスに!
美白と美肌両方が一度にケアできるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事をシェア