【Diety】発酵食のダブル使いで腸を元気に!豚肉甘酒味噌漬け焼き

【Diety】発酵食のダブル使いで腸を元気に!豚肉甘酒味噌漬け焼き

甘酒を料理に活用してみませんか?
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養が豊富です。
甘酒と味噌のダブルの発酵食で腸内に善玉菌を増やして腸の働きが活発になり、免疫力をアップさせることもできます。
甘酒を使った「豚肉甘酒味噌漬け焼き」で嬉しい効果をたっぷり取り入れましょう。

材料(4人分)

豚こま肉:250g
人参:20g
ピーマン:1個
しめじ:50g
○味噌:大2
○甘酒:50g
○みりん:小2
○メイプルシロップ:小2
○しょうゆ:小1
○しょうが:1/2かけ
○にんにく:1/2片
ごま油:小1

このレシピのカロリー(1人分)
エネルギー…235kcal
たんぱく質…19.0g
脂質…7.2g
炭水化物…12.9g
食塩相当量…1.9g

豚肉甘酒味噌漬け焼き

豚肉と調味料を混ぜる

(1)豚こま肉に○を混ぜ合わせる

豚肉を炒める

(2)フライパンにごま油を入れ、(1)を入れて炒める

野菜も加えて炒め、火が通れば完成!

(3)肉の色が変わってきたら千切りにした人参、ピーマンとしめじを入れて炒める
(4)全体に火が通ったら完成

ビタミンB1豊富な豚肉で代謝アップ&疲労回復!

豚肉の栄養成分で注目したいのは、ビタミンB群の多さです。
特に多く含まれるビタミンB1は糖質の代謝を促してエネルギー生産を活発にし、疲労回復やスタミナ増強の効果が期待できます。
豚肉はほかにも、糖質や脂質、たんぱく質の代謝を促すビタミンB2とビタミンB6、パントテン酸などが豊富です。

美肌作りに効果的!豚肉×ピーマン!

豚肉とピーマンを組み合わせることできれいな肌を作る効果が期待できます。
豚肉には肌をつくるたんぱく質が豊富です。
また、ピーマンにはビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCはコラーゲンたんぱくの合成を促進し、美肌作りに効果的です。

発酵食の甘酒と味噌で免疫力アップ!

腸の調子を整える発酵食の甘酒と味噌を取り入れることで、免疫力アップの効果が期待できます。

免疫力とは?

免疫力とは、体が病気の原因となる病原菌やウイルスなどの外敵の侵入を防ぎ、機能を維持しようとする自然治癒力のことです。
日々私たちの体をウイルスなどの外敵から守ってくれるのが免疫力なのです。

腸は身体に有害なものを排除する大事な免疫器官!

腸は人の体で最大の免疫器官といわれ、全身の免疫細胞の8割程度が腸に集中し、外部からの異物の侵入を防ぎ、撃退しています。
体内には食べ物と一緒に病原菌やウイルスなどの異物がたくさん入ってきます。
腸の免疫細胞は、体内に入ってきたものが人体にとって無害かどうかを判断し、必要な栄養素はしっかり吸収し、有害なものは排除するという重要な役割を担っているのです。

腸内細菌のバランスが崩れるとおそろしい病気を引き起こす!?

免疫細胞の働きは、腸内細菌のバランスと密接な関係があります。
腸内の善玉菌は消化吸収を助けるとともに、病原菌の増殖を防いだり、免疫細胞を刺激して活性化させたりしています。
免疫細胞が活性化することで免疫力が高まります。
そのため腸内に悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなると免疫細胞の働きが衰えるため病原菌やウイルスの侵入を簡単に許してしまい、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症やアレルギー性の病気、食中毒などにかかりやすくなります。
悪玉菌によって発がんを促す有害物質が腸内に増えると、がんも発生しやすくなります。

発酵食品で腸内環境を整えて免疫力アップを目指そう!

免疫力を高めるためには、腸内に善玉菌を増やして腸の働きを活発にさせることが大切です。
甘酒や味噌のような発酵食には腸内の善玉菌を増やし腸内細菌のバランスを整える働きがあるといわれています。
『豚肉甘酒味噌漬け焼き』で発酵食をとり入れ、免疫力アップを目指しましょう。

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アドバイザー

岩崎 佳奈

KANA IWASAKI

管理栄養士

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