初マラソンでサブ4に挑戦!ランニング女子にオススメ!女性コーチが厳選した体幹&筋トレメニュー【レッスン3】

ランニング女子にオススメ!女性コーチが厳選した体幹&筋トレメニューの画像
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<準備期2>10Kmを楽に走れるようになろう!

ランニング女子にオススメ!女性コーチが厳選した体幹&筋トレメニュー【レッスン3】

初マラソンでサブ4達成プロジェクト

体幹トレーニングや筋トレは必要だとわかっていてもついついサボってしまいがちですよね。
しかし理想のランニングフォームを身につけるためには体幹を鍛えることは重要です。
今回は体幹トレーニングのなかでも、有名スポーツ選手も行っていることで知られるスタビライゼーショントレーニングと、筋肉トレーニングを行います。
これだけはやっておいて損は無いという厳選メニューを木村コーチに組んでもらいました!

トレーニングメニュー
・体操、ストレッチ(15分)
・スタビライゼーショントレーニング4~5種目(20~30分)
・筋力トレーニング5~6種目(20~30分)
・スタビライゼーショントレーニング4~5種目(20~30分
・Run(~30分)
・ストレッチ   終了

ランナーもぜひやってほしいスタビライゼーショントレーニングとは

元々は、欧米などの病院でバランス感覚と筋力バランスを養う医療体操の1つとして行われていたものです。

スタビライゼーショントレーニングは、胴体を構成する部位の深層の補助筋群(スタビライザー)を鍛えることができます。
ランニングにおいては、深層筋肉を鍛えることで身体の軸がしっかりし、ランニングフォームが安定します。
また、フォームを安定させることで余計な力がかかることを防ぎ、楽に長距離を走れるようになります。

スタビライゼーショントレーニングの3つのメリット

(1)器具を使わず、どこでも手軽に行うことができる
(2)主動筋だけではなく、補助筋も鍛えることができ、筋肉バランスが整う
(3)腹筋・背筋などの筋肉を傷めずに行うことができ、安全性が高い

スタビライゼーショントレーニングで大切なのは「三点収縮」

「三点」とは、お腹、背中(上背部)、お尻です。
この3箇所に力を入れた状態で、自然な呼吸をしながらトレーニングを行います。呼吸を続けることで手足の余計な力が抜け、体幹だけに力が入った状態になります。

この状態が自然に作れるようになると、手足はリラックスさせたまま体幹にだけ力が入った、無駄な力がいらない安定したフォームで走ることができるようになります。

木村コーチイチオシ!
体幹とハムストリングを一度に鍛えるポーズ

体幹とハムストリングを一度に鍛えるスタビライゼーショントレーニング

このトレーニングのやり方

1.片方のヒザを90度に曲げて、かかとを地面につける。つま先は浮かせる。
2.両腕を胸の前でクロスさせる。
3.お腹、背中(上背部)、お尻に力を入れ三点収縮させる。
4.反対側のヒザを90度に曲げて足をあげる。
5.三点収縮と呼吸を維持し、片脚を上げたまま腰をあげる(写真の状態)。
6.その状態で腰を上げ下ろしする。

肩で体を支えるのではなく、体幹とモモの力で体を持ち上げましょう。

フォーム安定に効果アリ!スタビライゼーショントレーニング6種類

うつぶせで三点収縮。呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。

うつぶせで左手と右足を浮かせ、三点収縮。呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。反対側も同様に行う。

ヒザを90度にまげて脚を浮かせる。 おへそを覗きこむように三点収縮し、呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。

拳と両膝で四つん這いになる。お腹を丸めるように三点収縮し、呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。

横向きに寝てヒジをついて体を起こす。三点収縮し呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。
反対側も同様に行う。
動画でやりかたを見る

左のポーズの状態から、上になっている足をもちあげる。三点収縮し呼吸を止めずに10秒キープを3セット行う。
反対側も同様に行う。
動画でやりかたを見る

胴体は前後左右まんべんなく強化!筋トレ5種類

腹筋上部を鍛える「90度腹筋」。足を90度に曲げて浮かせて、肘と膝がつくくらいまで上体を起こす。
10回を3セット行う。

腹筋下部を鍛える「脚あげ腹筋」。おへそを見るように頭を抱えて、地面に脚をつけずに脚を上下に動かす。
10回を3セット行う。

背筋上部を鍛える「上体あげ背筋」。手を後ろにおき、足は上げずに下を向いたまま上体を起こす。
10回を3セット行う。

背筋下部を鍛える「脚あげ背筋」。うつ伏せになって足を上げす。負荷が足りない場合はクッションやタオルを脚に挟んでもOK。
10回を3セット行う。

側筋を鍛える「ダンベル側筋」。ダンベルやペットボトルを片手に持つか、人に軽く引っ張ってもらい、反対の手を後頭部に添える。
手を上げている方の側筋を使って体を真横に倒す、戻すを繰り返す。反対側も同様に行う。

マラソン後半、疲れてくると腰が落ちたり膝が内側に入ったりしてしまいます。
こうなると、フォームに無駄がでて脚に負担がかかるだけでなく、余計な体力を使います。
そんな時、「三点収縮」を思い出して、手足の力ではなく「体幹で走る」イメージを持って走ってみてください。

K'S trainer × Happy OL 初マラソンでサブ4達成プロジェクトをまとめて見るならこちら!
木村さん_プロフィール写真_B02

アドバイザー

木村 世希

SEKI KIMURA

ケッズ鍼灸接骨院中野GENKI JYUKU RUNチーフ

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アドバイザー

高梨 泰彦

YASUHIKO TAKANASHI

株式会社ケッズトレーナー 企画室 室長

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株式会社ケッズトレーナー

株式会社ケッズトレーナーは、一般の方々や多くのスポーツ選手の皆さんに、種々の障害の緩和や機能改善・向上を目的として、様々な角度から施術を実施しています。一人ひとりの患者様と寄り添い、スポーツマッサージを通して安心・笑顔・元気をモットーに日本全国で活躍中です。

http://www.ks-trainer.co.jp/

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