季節の移り変わりは早いもので、年が明けたと思っていたら日増しに暖かくなり、春の気配をすぐそばに感じる様になりました。

そして、春一番が吹いたと思ったら、夏はすぐそこです。

冬に蓄えた衣を脱いで、薄着でも自信をもって過ごせるカラダに今から仕上げておきましょう。

ちょっと気が早いんじゃないの？と思っているあなた。

お洋服の衣替えは一日で出来たとしても、カラダの衣替えは一日では出来ませんよね。

一般的に、カラダを変えるには２～３ヶ月は必要です。

カラダに自信が無いが故に、妥協して選んだ服などではなく、自分が本当に気に入った服を着て、心豊かな毎日を過ごせるように、今からカラダのパーツ一つ一つにしっかり磨きをかけて、
“夏ボディ”を手に入れましょう。

“誰でも”“簡単”“効果的”な方法とは？

とはいえ、

「何から始めれば良いか分らない」
「ジムに行く時間が無い」
「そもそも運動が嫌い」などと、お困りのあなた。

ご安心ください。

ここでは、どなたでも、簡単に、効果的にカラダに磨きをかけられるよう、ご自宅で、特別な器具を使わず、運動未経験の方でも簡単に、しかも1種目3分間で出来る、パーツ別のエクササイズをご紹介していきます。

第１章　二の腕を引き締める

半そでのTシャツやブラウスを着ている方に会った際、真っ先に目に留まるのが『二の腕』。

一言で『二の腕』で言っても、主な筋肉は二つに分かれています。
肘を伸ばす時に使われる上腕三頭筋と、肘を曲げる時に使われる上腕二頭筋です。

特に脂肪が付きやすいのが腕の後面、それが上腕三頭筋の上層に位置しますので、先ずはこの上腕三頭筋を活性化して二の腕を、引き締めていきましょう。

１、リバースプッシュアップ

・両腕同時に行います。
・二の腕の後ろ側に意識を集中させます。

《スタートポジション》
・椅子を背に両手を肩幅くらいに開き、腰を真下に降ろします。
・膝と股関節は９０度に曲げます。

《動き》
・息を吸いながら４カウントで腰を落とし、吐きながら２カウントで腰を持ち上げ、肘を伸ばし切ったところで１秒止めます。

《ポイント》
・椅子と背中は出来るだけ近づけて腰を垂直に移動させます。
・１５回を１セットとし、３０秒ほど休憩して２セット行います。
・きつい様でしたら、肘を伸ばした状態で静止していただいても効果が期待できます。

２、キックバック

・片腕ずつ行います。
・二の腕の後ろ側に意識を集中させます。

《スタートポジション》
・椅子に肘を伸ばして手を付き、股関節を９０度に曲げ、背筋を伸ばします。
・反対側の手に５００ｍｌのペットボトルを持ちます。
・ボトルを持った側の肘を曲げられるまで曲げ、肘を肩よりも高い位置で固定します。

《動き》
・息を吐きながら２カウントで肘を伸ばしきり、１カウント止め、吸いながら４カウントで肘を曲げます。

《ポイント》
・ボトルを持った側の肘は常に肩よりも高く保持します。
・ボトルは軽く握る様にします。
・２０回を１セットとし、休憩を挟まず左右行います。

３、オーバーヘッドトライセプス

・両腕同時に行います。
・二の腕の後ろ側に意識を集中させます。

《スタートポジション》
・膝を軽く曲げ、脚を腰幅に開いて立ち、バッグなど２キロ程度のものの紐を両手で握ります。
・バッグなどの本体はカラダの背面にある状態で両手を上に真っ直ぐ伸ばします。

《動き》
・息を吸いながら４カウントで肘を曲げ、息を吐きながら２カウントで肘を伸ばし、肘を伸ばし切ったところで１秒止めます。

《ポイント》
・肘を頭の真横に出来るだけ近づけて行います。
・腹筋に力を入れ、腰を真っ直ぐにして行います。
・慣れてきたら手首を曲げて、手のひらの下側から天井を押し上げる感覚で行います。
・１５回を１セットとし、３０秒ほど休憩して２セット行います。

如何でしたでしょうか。

これからも“夏ボディ”を手に入れるためのパーツ別のエクササイズを、どんどんご紹介していきますので是非ご期待ください。
～始めるなら今！”夏ボディ”を手に入れよう～３分間美痩せエクササイズ　vol.２ ヒップ

美痩せの匠
秋山大輔　

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