初めてのフルマラソンで完走はできたけれど、本当はもう少し速く走りたかった。
ただ参加するだけじゃなくて、ペース配分や記録を意識して走りたい。

フルマラソンを経験したからこそ生まれる悔しい思いってありますよね。
Happy OLの中にもそんな気持ちを持ったメンバーがいました！

2度目のフルマラソンでサブ4達成を目指す2人が、初挑戦の3人と一緒にトレーニング開始！
仲間も増えてお互いに励まし合いながらトレーニングを続けるHappy OLたち。
初＆2回目フルマラソンでサブ４目指して頑張れっ！

7年ぶり2回目のフルマラソンでサブ4に挑戦！

Happy OL　迫屋 奈津美（さこやなつみ）

初めてのフルマラソンは、2011年の名古屋ウイメンズマラソンです。タイムは5時間45分でした。

木村コーチのフォームチェック

反り腰になったように上体が起きているため、進む足に対して重心が乗らず、常に上体で脚にブレーキをかけてしまっています。
腰を高い位置に保ちつつ、目線を20～30m先やや斜め前下に落とすことで顎を軽く引いて、こぶし1つ分胸を前に出すような感じで前傾させましょう。

腕が横振りで、やや内側にこぶしを巻くようにリズムをとっています。
腕が振れると同時に肩も左右に振れて身体が回旋し、身体が捻じれることで足の蹴りも内側になって、つま先の最後までこねるように送ってしまっています。
この動きでは、身体が捻じれることで全身疲労を招き、下腿や膝周りを痛めやすくなります。
うでが真っ直ぐ振れるように背中の筋肉を緩め、肩関節周りの可動域を出すストレッチや動き作り、ケアをいれていきましょう。

フルマラソン初挑戦は去年。完走はできたけれど今度はサブ4に挑戦したい！

Happy OL　原 麻奈美（はらまなみ）

初めてのフルマラソンは、2015年の沖縄マラソンです。タイムは5時間37分でした。

木村コーチのフォームチェック

上体が起き過ぎて腰もやや反り腰気味です。
そのため、腰の位置も低くなりやすく、接地の瞬間に足に重心が乗せることができないので、常に前腿にブレーキがかかってしまっています。
目線を20～30ｍ先の斜め前下に落とすことで顎を引きましょう。
そうすれば程よく上体が前傾し、接地する足に重心が乗りやすくなります。

腕が身体の前で抱え込むように横振りで、引き上げる拳の位置も胸より上がり過ぎています。そうすると、脚は蹴り脚になりやすく下腿に負担がかかりやすくなります。
腕振りが内に入るので身体が捻じれて回旋されて、足の離地もやや内側に蹴ってしまいます。
つま先も外向きなので特に外向きが強い右側は脚の外側や膝に負担がかかりやすいでしょう。
腕振りは軽く脇を締めて肘を真っ直ぐ引いて、前後に振るようにしましょう。
その時、上がった拳は胸下の高さにとどめて肘を引いた時は拳が骨盤の横を通るイメージで振ります。
肘を真っ直ぐ引くためには肩甲骨周りの可動域、背中の柔軟性が必要ですのでストレッチや動き作りで大きく動かしていきましょう！

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