道具なしでできる有酸素運動!エア縄跳びダイエットのやり方や注意点

道具なしでできる有酸素運動!エア縄跳びダイエットのやり方や注意点

縄跳びは子供のころに多くの方が体験していると思います。
でも今回ご紹介するのは”エア”縄跳び。
縄を持ったつもりで縄跳びの動きをし続けるダイエットなんです。
特別な道具もスペースもいらないのでとてもチャレンジしやすい有酸素運動です。

エア縄跳びダイエットの効果

エア縄跳びは立派な有酸素運動です。
有酸素運動というとウォーキングやジョギングが思い浮かびますが、実はエア縄跳びも全身を使った有酸素運動としてダイエットには効果的なんです。

ウォーキングやジョギングと違い、エア縄跳びは「跳ぶ」という動作が入ります。
なので、全身の筋肉を鍛えることにもなり、腹筋などがたるむことを防ぎます。

また、下半身の引き締め効果があり、心肺機能も上昇するなど、メリットはたくさんあるんですよ。
筋肉がつく、心肺機能が上がるということは、基礎代謝が活発になり、より脂肪の燃えやすい体になるということです。
エア縄跳びダイエットは、続けることで太りにくい体になっていきます。

エア縄跳びで消費できるカロリーは?

では、実際にエア縄跳びではどれくらいのカロリーを消費するのでしょうか?
以下の計算式でカロリーを計算してみましょう。

体重【kg】×0.1532×時間【分】×補正係数=消費カロリー

■ 補正係数
男性20代 1.00
  30代 0.96
  40代 0.94

女性20代 0.95
  30代 0.87
  40代 0.85

例えば30代55キロの女性がエア縄跳びを20分間すると、

55 × 0.1532 × 20 × 0.87 = 146キロカロリー

となります。
146キロカロリーというと、同じ55キロの女性が一時間急ぎ足で歩いたくらいの運動と同じなんですよ!

短時間で多くのカロリーを消費出来るので、日々のちょっとした時間に実践すれば、どんどん脂肪が燃えていきます。

エア縄跳びをやってみよう!基本とポイント

エア縄跳びは、室内で安全に跳べる場所の確保さえ出来れば、すぐに始められます。
以下に基本のやり方をまとめました。

・両足は肩幅くらいに開き、真っ直ぐ立ちます。
・縄跳びのグリップを持っているつもりで構えます。この時、肘は体から離れすぎないように気をつけます。
・上半身を伸ばし、膝を軽く曲げます。
・リズム良くその場で跳びます。

ポイントは、「柔らかくジャンプすること」です。

着地の時、足の裏全体を地面につけるのではなく、つま先から降りるようにしましょう。
これだけでも足全体のシェイプアップに効果があります。

また、跳んでいる時は、実際に縄跳びを回しているつもりで手首も回転させます。

肘を体から離し過ぎると腕の筋肉に刺激が行き届きません。
肘から下だけを軽く伸ばし、手首から回すことで、しっかり二の腕まで鍛えましょう。

エア縄跳びの効果が出る回数や時間は?

跳ぶ回数は、まずは1分間に60回跳ぶことを目安にします。

やってみれば分かるのですが、エア縄跳びを始めると上下に跳ぶなど普段やり慣れない動きをするので、思った以上に最初は疲れます。
なので、まずは3分休まず跳ぶ、慣れてきたら5分、10分と跳ぶ時間を増やしていくやり方で、毎日継続することを目標にしましょう。

よりダイエットに効果的な跳び方は、

(1)3分間跳ぶ。
(2)3分休む。
(3)3分間跳ぶ。

を1セットとし、3セット行うやり方です。
時間を測ることで消費カロリーも計算しやすくなり、また30分ほど跳ぶことでより有酸素運動としての効果を得ることが出来ます。

エア縄跳びに慣れてきたら、
下半身は前向きに固定したまま、上半身を左右どちらかにひねりながら1分間跳ぶ。
終わったら逆の方向に体をひねり、さらに1分間跳ぶ。
と上半身をツイストさせる跳び方もやってみると、ウエストを引き締めることが出来ます。

無理は禁物!エア縄跳びダイエットの注意点

室内で手軽に出来るエア縄跳びダイエットですが、よく聞かれるトラブルが転倒して怪我をすることです。
床に落ちているものはないか、周りに引っかかるものはないか、よく確認してから行うようにしましょう。
怪我や捻挫の原因になります。

また、室内であっても、コンクリートなど硬すぎる床は注意が必要です。
エア縄跳びの、ジャンプして着地する、という動作は、膝や足首、かかとに負担をかけます。
地面が硬すぎるとそれだけ体がショックを受けてしまうので、フローリングやカーペットが敷いてある床で行う方が良いでしょう。

もし足に負担がかかりすぎるようなら、シューズを履くのもおすすめです。

ジャンプは、小さくても全身運動になります。
無理に大きく跳ぼうとすると、体力が続かず運動の効果が得られないばかりか膝や腰に負担がかかり、転倒の原因にもなります。
決して無理をせず、毎日続けることを目標としてくださいね。

エア縄跳びを続けて痩せやすい体を作ろう!

エア縄跳びは、全身の筋肉を使った有酸素運動としてダイエットに効果があります。
続けることで、体重が減るだけでなく引き締まった体になれる上に、体力や持久力がついて痩せやすい体へと変わっていきます。
ご自分のペースに合わせて、エア縄跳びを楽しんでくださいね!

有酸素運動に関するおすすめ記事

正しい順序で効果抜群!筋トレからの有酸素運動脂肪で脂肪を撃退!
正しく理解して即実行!有酸素運動のダイエット効果
短い時間でも脂肪は燃える!有酸素運動のホントの話
体脂肪を燃焼させるには「ややきつい」有酸素運動が効果的

この記事をシェア