逆立ち健康法はむくみ、肩コリや腰痛に効果大!ダイエットも?
逆立ちが健康に効果大って聞いたことありますか?
むくみや肩コリ、腰痛にも効果があるって話題なんです。
大変そうだけどやってみたい!という方のために効果や方法をご紹介します!
逆立ちの効果
逆立ちをすることで、身体のあちこちに通常ではかかることのない負荷や抵抗がかかることになります。
特に重力の抵抗は、普通に生活している中ではありえない方向にかかってきます。
それによって慢性的な症状が改善するきっかけを作ってくれるのです。
内臓の位置を元に戻す
体幹部の筋力低下などが起こると内臓を支える筋肉の壁の力が弱まり、重力の抵抗に負けて内臓は少しずつ下垂していきます。
逆立ちをすることによって単純に内臓の位置を元に戻す事ができるでしょう。
もちろん逆立ちをやめれば内臓は再び重力の抵抗を受けるのですが、少しでも正しいポジションに戻すことで内臓に刺激が加わり、動きが活性化するきっかけとなるでしょう。
そして逆立ちを続ければ、バランスをとるために体幹の筋肉自体も強化されます。
骨盤の位置を整える
骨盤が歪んでいるとうまくバランスが取れず逆立ちができません。
なんとかうまく逆立ちしようと繰り返すことで、筋肉の使い方や筋力のバランスが整い、自然と骨盤も矯正されていくでしょう。
骨盤が矯正されれば自然と姿勢は良くなり、肩コリや腰痛にはもちろん体全体に良い影響を与えるでしょう。
血行促進
通常であれば重力の抵抗を受けて血液やリンパの流れは下半身で滞りやすくなります。
逆立ちをすることによって、末梢に溜まった老廃物などを血液やリンパに乗せて心臓へと戻すことが容易になります。
さらに脳への血流も増しますので、酸素や栄養素の供給が十分に行われ、活発な脳活動を促してくれます。
筋肉の強化とアンバランスの改善
きっちりと逆立ちができるようになることで、腕や肩の筋肉はもちろん、背中やお腹、お尻の筋肉までもが発達していきます。
そしてそれらをバランスよく使わないときれいな逆立ちはできませんので、自然と主に上半身の筋バランスを矯正していくことになるでしょう。
以上のような効果は健康に良いのはもちろんのこと、身体のバランスを外側からも内側からも整えることができますので、食事制限などのダイエットをしても効果が現れやすくなるでしょう。
逆立ちのやり方
いきなり倒立となるとハードルが高いと感じるかもしれません。
腕や肩の筋力が男性に比べて少ない女性はなおさらでしょう。
極端に筋力の少ない方は難しいかもしれませんが、実はある程度普通に筋力のある方でしたら、コツさえつかめば壁などを使わずに倒立できてしまいます。
とは言え突然「エイッ」とできるわけではありません。
まずは立ったまま逆立ちをイメージ!
まずは倒立の形を確認するところからです。
気をつけの状態で立ったまま、腕を真上に伸ばして顔もそちらへ向けます。
つまり立った状態で逆立ちの形を作るのです。
挙げている手を床についているとイメージして、逆立ちをしているつもりでバランスを取ってみてください。
このときに背中や首の縮み具合や腰がどれくらい反ってるかなどを感じ取ってください。
できるだけ逆立ちの状態をイメージしてその感覚を身体に覚え込ませます。
形を覚えたら実際にやってみよう
そしてそのあとは実際に逆立ちをしてみます。
もちろんはじめは補助をつけます。補助してくれる人がいなければ壁でいいです。
今度は逆のイメージです。
足が地面についているようにイメージしながら逆立ちします。
足でも手でも身体を支えるという動作は同じです。
逆立ちするぞ!と構えてやらずに足と同じような感覚で手で身体を支えるイメージを持てれば思ったより簡単に逆立ちできてしまうのです。
できなければまた立った状態で腕を伸ばしイメージを固めます。
イメージさえ固まってしまえばきっと逆立ちはできるようになります。
正確に動きをイメージできればどんな動きでも絶対にできるようになります。
上のようにして倒立ができるようになれば、身体のバランスは整い、逆立ちの効果が存分に発揮されるようになるでしょう。
倒立ができなかったら三転倒立してみよう
もちろん倒立までできなくても逆立ちの健康効果を感受することはできます。
壁に向かって逆立ちすることも難しい人は、頭をつけて三点倒立の形で更に壁を補助にすればやいやすいでしょう。
頭には薄めのクッションかバスタオルなどをたたんでしくと痛みも感じにくいと思います。
安定した形で頭を下に足を上に出来れば、上に書いたような逆立ち効果を受けることが可能です。
逆立ちを行うときの注意点
健康効果の高い逆立ちですが、注意していただきたいこともあります。
長時間やりすぎない
逆立ちすると当然頭に血流が集まります。
長い時間やり続けるとのぼせてしまします。
1分程度もやれば十分です。
最初は1分もできないでしょうから、無理のない範囲で徐々に慣らしていってください。
はじめは補助を
慣れるまでは補助をしてもらってください。壁でも良いですが、できれば補助してもらうほうが、より転倒のリスクを減らすことができます。
せっかく身体に良いことをやっていても怪我をしてしまっては元も子もありません。
高血圧の方は要注意
高血圧の診断を受けている方は注意してください。
血圧が高く、動脈硬化や血管の梗塞などを持っている場合、頭に血液が集中することで脳出血などを引き起こす危険があります。
かかりつけの医師などにひとこと相談してからやるようにしてください。
最初から無理はせず、少しずつ時間を伸ばしたり強度を上げたりしていきましょう。
特に転倒などによる怪我には注意してください。
ちょっとした合間の時間に少しやるだけでも、頭がスッキリしてリフレッシュします。
ぜひ挑戦してみてください。
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