菊池和香子先生の顔ヨガレッスン
【顔ヨガ動画】気になる唇の縦ジワを改善!口呼吸防止にもオススメの顔ヨガ
唇がしぼんでハリがない、唇の深い縦ジワが気になる……という方にオススメの顔ヨガ「チューください」!
口の周りの筋肉を鍛えれば縦ジワ対策に!
血行の良いぷるぷる唇を目指しましょう!
口呼吸やいびきにお悩みの方も必見。
縦ジワや口呼吸の原因、対策もご紹介します。
- 顔ヨガとは?
- 顔ヨガは顔の筋肉を鍛え、表情やシワの改善をしていく顔のエクササイズです。
このまま10年経つとどんな顔になっているかチェックしてみませんか?
きっと、今すぐ顔ヨガを始めなきゃという気持ちになりますよ。
【顔ヨガ動画】老け度チェック!10年後にはどんな顔?
「チューください」の効果
「チューください」では口をぐるりと囲んでいる筋肉「口輪筋(こうりんきん)」をストレッチします。
これによって唇の血行が良くなり、唇に潤いとハリを与える効果が期待できます。
日ごろ意識して動かすことのない口輪筋をしっかり動かせば、唇の縦ジワ対策になるだけではなく、口の締まりもよくなります。
「チューください」のやり方
1.口をすぼめます。
この時に小指が一本真ん中に入るぐらいの穴を空けた状態ですぼめましょう。
2.チューリップの花が開くようなイメージで唇を開きます。
やりにくい場合は指で口の周りを覆ってポーズを作るのもいいでしょう。
3.目を閉じてやや顔をあげます。
そのまま10秒間キープしてください。
顔ヨガ「チューください」で鍛えられる口輪筋(こうりんきん)ってどんな役割なの?
口輪筋とは?
口輪筋とは、唇の周りを囲んでいる筋肉のことです。
口輪筋の役割は唇を閉じたりとがらせたりすることです。
口輪筋が衰えてしまうとおそろしい影響が……!
話したり、食事したりするときに口は毎日使っています。
しかし、実は口輪筋は意識して動かすことが少ないため、放っておくと加齢とともにどんどん衰えていってしまいます。
口輪筋が弱るとどんな影響があるのか、以下にまとめました。
口角が下がって老け顔に
口輪筋が衰えると、口元が緩んで口角が下がってしまいます。
なお、加齢によって肌のハリを保つコラーゲンが減少し、皮膚がたるんで口角が下がってしまうこともあります。
加齢は避けられませんが、口輪筋を鍛えれば口角アップが期待できます。
口呼吸になる
口輪筋が弱ると口を閉じ続けていることが難しくなるため、口呼吸が癖になりがちです。
この後詳しく解説しますが、口呼吸には危険がいっぱいです!
顔全体の表情が乏しくなる
口輪筋は多くの表情筋とつながっているため、衰えると顔全体の表情が乏しくなってしまいます。
実は口輪筋は顔全体の表情筋の7割とつながっており、顔の筋肉のかなめといえます。
口輪筋からは放射状に多くの表情筋が伸びているため、口輪筋が弱ってしまうと顔の他の表情筋も動かなくなってしまいます。
逆に言えば、口輪筋をしっかりと鍛えることが顔の全体的な引き締めやシャープなフェイスライン作り、たるみの予防などにもつながります。
顔ヨガ「チューください」で口の周りの筋肉を鍛えるのがなぜ唇の縦ジワに良いの?
唇に深い縦ジワが刻まれているとお化粧のノリが悪くなるだけでなく、老けた印象に見えてしまいますよね。
唇にシワができてしまう原因は加齢など避けられないものもありますが、保湿と表情筋の筋トレで対策することも可能です。
顔ヨガ「チューください」で口元の筋肉を鍛え、若々しい唇を目指していきましょう。
そもそも唇の縦ジワができてしまう原因や対策、予防法は?
唇の縦ジワができてしまう原因として考えられるものは主に
(1)紫外線
(2)乾燥
(3)加齢
の3つです。
以下でひとつずつ見ていきましょう。
(1)忘れがちだけどしっかり対策を!「紫外線」
メラニン色素のない唇は皮膚よりも紫外線の影響を受けやすくなっています。
前述したように唇は粘膜なので、皮膚と違って基本的にはメラニン色素が生成されません。
メラニン色素は肌細胞を紫外線の刺激から守り、皮膚がんなどの発生を防いでくれています。
そのため、きちんとケアしないと唇は日焼けしたりそれによってダメージを受けたりしてしまうのです。
紫外線から唇を守るために、外出時にはUVケア機能のあるリップクリーム等を使用するのがオススメです。
UVカットのリップが身体に合わない、むしろ唇が荒れてしまう!という方は、刺激の少ないワセリンを使ってリップケアしましょう。
また、出かけるときには必ず帽子や日傘などを使用して直接唇に日光が当たらないようにしましょう。
(2)唇の大敵「乾燥」!
潤いを保ちにくい唇は、乾燥するとカサカサに割れたりシワができてしまったりします。
唇は皮膚ではなく、粘膜です。
唇はターンオーバーが3~7日ほどと言われていて、ダメージがさほど気になりません。
しかし皮膚と違って皮脂腺や汗腺がないため乾燥しやすく、また外部からの刺激を受けやすいのです。
保湿を心がけることが大切です。
唇を乾燥させ、縦ジワにつながるNG習慣と対策を以下にまとめました。
唇を舐めるのは逆効果!
唇を舐めると、唇の表面の油分を奪ってしまいます。
また、唾液が蒸発するときに一緒に唇の水分も失われてしまいます。
唇には汗腺も皮脂腺もないため、顔の他の部分のように汗や皮脂で潤いを保つことができません。
唇を舐める癖のある方は要注意です!
唇をゴシゴシとこする
食後やメイク落としの際、唇をゴシゴシとこすっていませんか?
おしぼりで口を強く拭いたり、汚れを落とそうとクレンジング中に唇をこすりすぎたりしてしまうと、唇に刺激を与えてしまいます。
唇はちょっとした刺激にも敏感なので、摩擦はNGです!
どうしても拭きたい場合はやさしく押さえて汚れを拭き取り、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
口呼吸は絶対NG!
口呼吸を続けていると、唇が常に空気の流れにさらされてしまうことになります。
刺激に弱い唇はそれによって荒れやすく、乾燥してしまいます。
唇だけでなく口内も乾燥させてしまう口呼吸の悪影響についてはこの後でも詳しく解説します!
(3)コラーゲンの現象や表情筋の衰えなどで唇が老いる!「加齢」
皮膚の他の部分と同じように、唇も加齢とともにしぼんでハリを失い、シワができやすくなります。
肌のハリや弾力を作ってくれるコラーゲンは年齢とともに減っていくので、唇が薄くなり、シワもできやすくなります。
また、加齢に伴って表情筋が衰えることでもシワが増えると考えられます。
加齢による変化は仕方のないことですが、唇の周りの筋肉を鍛えれば唇の血行がよくなり、ハリや色の改善も期待できます。
顔ヨガ「チューください」をぜひ続けてみてください。
口輪筋を顔ヨガで鍛えれば血行促進に!唇のシワを防止しよう
加齢は避けることができませんが、乾燥や紫外線は日々の習慣で防ぐことができそうですね。
また、唇を動かす筋肉「口輪筋(こうりんきん)」を鍛えて血行を良くすることも大切です。
口輪筋は意識しなければ大きく動かすことがない筋肉です。
顔ヨガ「チューください」でしっかり口輪筋をストレッチしましょう。
顔ヨガで口輪筋を鍛えて予防!口呼吸
口呼吸とは、文字通り口から息を吸ったり吐いたりすることです。
日ごろ、気づくと口が開いている、目が覚めたときに口が乾いた感じがして喉も痛い、などが気になっている方は要注意!
顔ヨガ「チューください」を継続すれば口輪筋が鍛えられ、口呼吸の改善も期待できます。
口呼吸と鼻呼吸の違い
口呼吸は鼻呼吸と違い、空気中のゴミや異物を直接身体へ取り込んでしまいます。
口はもともと、呼吸をするための器官ではありません。
口の役割は食べ物を細かくして消化器へ送ることです。
そのため、本来の呼吸器官である鼻のように細かい毛や粘膜で空気中の異物から身体を守る機能はありません。
口呼吸をしてしまうと空気をきれいにして肺に送ることができないため、空気中のウイルスやゴミなどを直接身体に取り入れることになってしまいます。
口呼吸の悪影響
口呼吸を続けていると以下のような影響が考えられます。
虫歯になりやすくなる
口呼吸をしていると、口内の唾液も乾燥して虫歯になりやすくなってしまいます。
唾液は初期虫歯をなおす作用があるため、口呼吸は虫歯を増やす原因となることがあります。
免疫力が低下し、風邪を引きやすくなる
口呼吸では身体がウイルスを探知できないため、身体が細菌を防ぐことができず風邪を引きやすくなってしまいます。
前述の通り、口呼吸をしているとウイルスや細菌がそのまま身体に入ってきてしまいます。
通常呼吸を担当している鼻にはウイルスを探知し、免疫物質の増加を促す信号を出す役割もあります。
しかし口呼吸をしてしまうと身体はウイルスへの備えができなくなり、風邪をひきやすくなります。
口臭
口から呼吸することで口内が乾燥すると、細菌が繁殖して口臭につながります。
唾液には殺菌成分がふくまれているため、正常に唾液が分泌されていれば細菌の働きをおさえてくれます。
しかし口呼吸は唾液を蒸発させてしまうため、口臭を引き起こします。
いびき・睡眠時無呼吸症候群
いびきをかいてしまう場合、気道が狭くなっていることが考えられます。
気道が狭まると十分な空気を体に取り込むことができず、睡眠中に慢性的な酸欠状態に陥る可能性があります。
また、いびきが特に大きい方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に一時的に呼吸が止まってしまう病気です。
10秒以上呼吸が止まった状態は「無呼吸」と呼ばれ、寝ている間に無呼吸が1時間に5回以上あれば「睡眠時無呼吸」とされます。
眠っている間の無呼吸が続くと、不眠や倦怠感だけでなく血管系の病気などが起きることもあります。
いびきや睡眠時無呼吸症候群をすぐに改善したい場合は、口に医療用テープを貼りましょう。
口をテープで塞ぐことにより、眠っている間の鼻呼吸を促します。
テープを用いるのはあくまで対症療法なので、改善しない場合や気になることがある場合は必ず医師に相談しましょう。
あなたは大丈夫?口呼吸チェックリスト!
口呼吸チェックリストをご紹介。
以下にあてはまる数が多いほど口呼吸が習慣になっている可能性が高いです。
・気づくといつも口が開いている
・朝起きると喉がひりひりと痛む
・家族などにいびきを指摘される
・口の中が乾きやすい
・唇が乾きやすい
・口を閉じるとあごに梅干のようにシワが寄る
・噛み合わせが悪い
いくつあてはまりましたか?
心配な方は今日から顔ヨガ「チューください」を始めましょう。
口周りの筋肉「口輪筋」を鍛えることで、口の締まりが良くなり口呼吸の予防になります。
口呼吸の原因は歯並びや鼻づまり、口輪筋の衰え!
口呼吸の原因には、歯並びや慢性的な鼻づまり、口周りの口輪筋の衰えなどが考えられます。
歯並びや鼻炎などは医師への相談をおすすめしますが、筋力不足で口が開いてしまう場合は顔ヨガで筋トレしましょう。
口周りの表情筋の筋力不足
口周りの筋肉「口輪筋」が弱っていると、口を閉じ続けていることができず口呼吸につながります。
口輪筋は顔ヨガなどで鍛えることが可能です。
口輪筋をしっかり使うことでいびきや口臭の改善にもつながりますので、ぜひ表情筋のエクササイズを毎日続けてみてください。
鼻炎、風邪などによる鼻づまり
風邪や鼻炎のときはどうしても鼻呼吸がしづらく、口呼吸になってしまいがちです。
一時的なものであれば問題ありませんが、慢性的に鼻呼吸が苦しいようであれば必ず医師の診察を受けましょう。
歯並び
歯並びや噛みあわせが悪いと、無意識のうちに口が開いて口呼吸してしまいます。
自力で改善することは難しいので、医師に相談してみましょう。
顔ヨガ「チューください」で口輪筋を鍛えて若々しい口元に!
顔ヨガ「チューください」を継続することによって
・唇の縦ジワ改善
・血色アップ
・唇をぷるぷるに
などの効果が期待できます。
また、口輪筋を鍛えれば顔全体の表情が豊かになるだけでなく、いびきや口呼吸の防止にもつながります。
嬉しい変化が期待できる顔ヨガ「チューください」をぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
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