二の腕にブツブツができるのはどうして?自宅でできるケア方法は?
二の腕にブツブツがあると、半袖やキャミソールを着ることができなくて、薄着の季節が憂鬱ですよね。
夏に自信を持って二の腕を出せるように、二の腕にできるブツブツの正体を知って、きれいな肌を取り戻しましょう。
二の腕のブツブツの正体は?
二の腕に鳥肌が立ったように小さなブツブツができるのは、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」、もしくは「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれる皮膚炎の症状です。
二の腕だけでなく、太ももや背中、お尻などにも表れることがあり、「丘疹(きゅうしん)」という古くなった角質の詰まりがブツブツの正体。
触っても痛みがないのが特徴で、皮膚の色や薄い赤色をしています。
特に健康への影響はありませんが、二の腕を出すようなおしゃれができないのがツライところです。
二の腕のブツブツを治すには?
二の腕のブツブツを気にせずに、キャミソールやタンクトップなどを着こなしたいですよね。
自宅でできるケア方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
乾燥しないよう保湿をする
二の腕のブツブツ毛孔性苔癬ができる大きな原因は、乾燥や摩擦を受けたことによる刺激。
そのため、二の腕が乾燥しないようこまめな保湿を心がけましょう。
特に尿素配合クリームは高い保湿効果と、硬くなった角質を柔らかくする角質軟化効果があるため、二の腕のブツブツにおすすめです。
肌の角質層が新しく入れ替わるターンオーバーは、二の腕部分の場合2週間が目安です。
まずは2週間を目安に、お風呂上りや寝起きなど乾燥が気になるときはこまめにクリームを塗って、保湿を行ってください。
血行を促進させる
二の腕のブツブツは、古くなった角質が留まっていることが原因。
そこで、肌のターンオーバーを促進するため、運動をして全身の血の巡りをよくしましょう。
特におすすめしたいのが、ウォーキングなどの有酸素運動です。
有酸素運動は体の中に新鮮な空気をたっぷりと取り込むことができ、肌のターンオーバーに必要な新鮮な酸素や栄養を体の隅々にまで行き渡らせることができます。
1日20分以上続けると体の中の余分な脂肪も燃え始めるので、全身を引き締めてダイエット効果も期待できますよ。
腫れの日はウォーキングやジョギング、天気の優れない日は自宅で踏み台昇降など、毎日続けられるメニューを見つけましょう。
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二の腕は素手で洗おう
タオルでゴシゴシとこするのは、二の腕のブツブツを増やしたりクレーター状の跡を作ってしまったりする原因に。
そこで、体を洗う際はタオルなどを使わずに素手で優しく二の腕を洗い上げましょう。
通常のボディソープの洗浄力の強さが刺激になることもあるため、二の腕部分は洗顔せっけんを使って汚れを落とすようにすると、摩擦や刺激でブツブツが増えるのを防ぐことができます。
露出の増える夏に向けて、気になる箇所の一つが二の腕ですよね。
二の腕のブツブツは、毎日の生活習慣を見直すことで改善していくことができます。
この夏は自信を持って薄着になれるよう、ぜひ今から二の腕のケアをがんばっていきましょう!
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