健康管理、肌にも良い麹ドリンク、是非取り入れて下さい!

健康管理、肌にも良い麹ドリンク、是非取り入れて下さい!

「肌に良い飲み物」「健康に良い飲み物」この2つの言葉を見てしまうとやっぱり気になると思います。

最近では「ビタミン、ミネラル入り」など体に良さそうな成分などを配合したドリンクなども多くありますが、添加物として入っているものがほとんどです。
昔ながらの自分で作れる「麹を使った飲み物」に注目してみませんか?

一般的には甘酒が有名

手軽に購入できる麹を使用したドリンクというと甘酒があります。
ですが、市販の甘酒の場合、砂糖を多く使用してかなり甘くなっています。
そして衛生面での都合で高温での熱殺菌した上での出荷や麹菌が働かなくなる為に発酵食品のメリットがなくなっているのです。
一方、自分で作る事によって生きた麹菌をそのまま体に取り入れる事が出来るドリンクになります。

○自分で作る甘酒がお勧め
・米麹 100g
・お米 1合分
(炊飯用の水 2合分)
・後から追加するお水  1.5カップ

【作り方】
・お米と炊飯用の水を普通に炊飯器で炊きます。
・炊飯後に追加するお水を加えます。
・麹を追加して保温にします
・蓋は開けたままで濡れふきんをかけて6時間から8時間ほどしたら甘くなってきます(糖化)
・冷めてから冷蔵庫や小分けしてジップロックなどに入れ冷凍しても良いです。
 冷蔵庫での保存は10日位で飲みきるようにして下さい。
・粒が気になる人はスティックミキサーにかけると滑らかになります。

●ポイント
・炊飯器の蓋は閉めると温度が上がりすぎて麹菌が死に、糖化しなくなりますので閉めないで下さい。
・保温で高、低が調整出来る場合は低で作って下さい。
 理想の温度は50度から60度位です。
・お米を使用しないで麹と水だけでも同じように発酵します。
(筆者の場合乾燥麹450gに水3合分で作っています。お米は使用しません。)
・ホットで飲むと加熱時に麹菌が死んでしまうので冷やし甘酒の状態で飲むのがお勧めです。(70度以上になると麹菌が死んでしまいます)

手作り甘酒はこんなメリットが!

甘酒にはアミノ酸、ビタミンB1,B2、B6、B5(パントテン酸)、ビオチンなどが含まれています。
これらのビタミンB群は糖質や脂質の代謝、疲労回復などに役立ちます。
また、ビタミンB2は肌の代謝にも関係しています。
特にビオチンなどは肌の再生時に必要なので、肌荒れの時に積極的に取り入れたいビタミンです。

エネルギー、糖分もありますので疲れた時のエネルギー補給、そして夏バテ防止対策として役立ちます。

また、化粧水を使って保湿ケアをする際に1滴だけ、作った甘酒をプラスしてみて下さい。
ビタミンB2やB6が肌の乾燥を防いでしっとりと仕上がります。
コウジ酸の成分自体がシミやメラニンの働きを抑える効果が期待できる為に美白化粧品に配合されている商品もあるぐらいです。

手軽に、そして安全に出来る健康、美容法

どこのご家庭にもある炊飯器にほとんど任せるだけで簡単に作れ、生きた麹菌をそのまま飲む事が出来る甘麹、是非取り入れたいですよね。
自分で作ることで添加物も砂糖も入らない、安心した物が作れます。
美容だけでなく消化にも良いので健康管理にも幅広く使えるのでお試し下さい!

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