テレビで話題!大麦の成分や効果って?
ヘルシーな食べ物として話題の大麦。
便秘やダイエット、生活習慣病の予防にまで効果があるって聞きました。
いったい大麦のなにがそんなにすごいんでしょうか?
大麦ってどんな植物なの?
大麦はビールやウイルキー、麦焼酎といったお酒の原料を始め、醤油や味噌にも使われている食材。
このように色々な形で私たちが口にしている大麦ですが、大麦自体をご飯に混ぜて食べることで、色々な健康効果があると女性を中心に人気を集めているのです。
麦と言えば小麦が馴染み深いですが、小麦はたんぱく質の主成分がグルテンで粘り気が強いのが特徴に対し、大麦はホルデインというたんぱく質が主体。
小麦とくらべて粘り気がないことから、パンや麺に使うことにはあまり適していません。
しかし大麦は吸水性に優れているので、麦ご飯としてそのままおいしくいただくことができます。
大麦の美容・健康効果について
これまでの主食の白米を大麦の麦ごはんに変えることで、次のような美容、健康効果が見込めるのです。
食物繊維が豊富で便秘解消!
大麦には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
白米が100gに0.5gなのに対し、大麦は約4gと8倍もの食物繊維が含まれており、その含有量は全食材の中でもトップクラス!
不溶性はその名の通り、腸内の水分で溶けずそのまま形になって残るので便のカサが増え、スムーズな排便を促してくれるのです。
便秘が改善されればポッコリお腹の解消を始め、体内の老廃物を外に排出するデトックス効果も。
便秘による肌荒れやニキビといった肌トラブルの改善も期待できるので、便秘に悩む女性を救う食材なのです。
血糖値の上昇が緩やかになる
米の中でも私たちが口にしているジャポニカ米は、炭水化物の中でも甘みが強く糖質が多い食材です。
糖質の多い食べ物が体内に入ると、消化のために血糖値が急上昇していきます。
このような糖質の高い食事を続けていくことは、常に血糖値が上昇している高血糖の状態を生み出すことに。
高血糖が続くと糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高くなる上、老化物質として注目されるAGEが作られる量が増えるという発表もありました。
そのため、同じ主食でも糖質の低い大麦ごはんに切り替えれば、白米を食べるよりも血糖値の上昇が緩やかになり、高血糖の予防につながります。
免疫力を向上して風邪予防!
大麦に含まれる水溶性食物繊維にはβ-グルカンが含まれており、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞といった人の免疫細胞を活成果させる作用を持っています。
そのため、大麦を継続して摂取することで体内の免疫力が向上し、風邪やインフルエンザといった外部から侵入するウイルスに感染しづらくなるのです。
他にも、花粉症などのアレルギー症状の予防や緩和にもつながるので、毎年アレルギー症状で悩んでいる人にもおすすめしたい食材です。
毎日のご飯を大麦に変えて体の内側から美しくなろう
かつて大麦ごはんと言えば、何となく貧乏くさいというイメージを持っている人が多い食材でした。
しかし、最近になって大麦が持つさまざまな美容、健康に効果的な成分が注目を集め、毎日の食事に大麦を取り入れる人が増えてきています。
便秘に悩んでいる人や美しく痩せたい人にもおすすめしたい有効成分が豊富に含まれていますので、普段の食生活に大麦を摂り入れてみてはいかがでしょうか。
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