秋冬に背中ニキビが悪化!?乾燥と肌荒れにご注意を!
自分では見えない背中ですが、なんだか痛くて鏡を見たら背中にできものが!
なんてことはありませんか?
長袖や厚着が増えてくる季節ですが、ニキビが悪化してしまうことがあるんです。
今回は、秋冬に悪化しやすい背中ニキビの原因や対策をご紹介します。
背中ニキビの主な原因は?
背中は自分では簡単に見ることができず、気付かないうちにニキビが悪化しやすい場所です。
背中ニキビができるのはさまざまな理由がありますが、一つはシャンプーや整髪料が背中に付着してしまうこと。
髪を洗い流したときにシャンプーや整髪料の成分が背中に残ると、その部分が炎症を起こしニキビに発展するきっかけになります。
また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢で過ごしているのも、背中ニキビが悪化しやすいです。
そもそもニキビができるのは、毛穴までに必要な酸素や栄養素が行き渡らず、ターンオーバーがスムーズにできていないのが主な原因。
長時間同じ姿勢でいると、背中の血流が悪くなりターンオーバーの周期が乱れてしまいます。
その結果、古い角質がうまく排出できず毛穴を詰まらせ、ニキビができるのです。
秋冬に背中ニキビが悪化しやすい理由!
背中ニキビは秋冬に悪化しやすいということをご存知ですか?
夏の間は何ともなかったのに、背中ニキビが繰り返しできたり悪化してしまったりという場合は、秋冬ならではの環境が原因の可能性があります。
乾燥によるもの
秋冬は湿度が低くなり、乾燥が気になる時期です。
背中は体の中でも皮脂腺が多く発達しているので、もともと皮脂の分泌量が多くニキビができやすい場所です。
秋になるともともと汗をかいて蒸れやすいところに乾燥も加わって、肌へのダメージが深刻化することに。
乾燥シーズンになると、一度ニキビができてもなかなか良くならず、さらに荒れてしまうというサイクルを繰り返しやすいのです。
厚手の洋服による摩擦
秋になると薄着から徐々に厚着に変わり、ニットなどの素材を着込むことが多くなりますよね。
また、何枚か重ね着をすることでも通気性が低下し、衣服と背中の肌との間に摩擦が発生します。
この擦れによって皮膚の表面がダメージを受け、炎症を起こしてしまいニキビができることもあります。
背中ニキビへの対策は?
それでは秋の背中ニキビはどんなことに気を付ければいいのでしょうか?
身に付けるインナーは肌触りの良いものに
背中ニキビは衣類の繊維や擦れによって悪化してしまうので、インナーの素材にこだわってみましょう。
汗の吸収率の高い素材や、肌触りの良い綿100%のものなどを選び、ある程度汗をかいても背中が蒸れないものを選びましょう。
パジャマを毎日取り換える
また、注意したいのがインナーだけでなくパジャマなどの就寝着。
眠っている間はコップ一杯の汗をかいており、たとえ一日来着ただけでも布に皮脂や汗がつき、雑菌が繁殖しています。
この汚れたパジャマを再び着てしまうと、せっかく入浴をしても背中に汚れが付着してしまいます。
パジャマを毎日洗濯して常に清潔なものを身に付けるのも、背中ニキビの予防になります。
お風呂で最後に体を洗う
背中ニキビは背中にシャンプーやボディソープなどの成分が毛穴に残り、詰まってしまうことでも起こります。
背中はもともと皮脂の分泌量が多く汚れが残りやすいので、しっかりと背中についた汚れを落とすことが大切です。
まずは頭のてっぺんから洗って最後に背中の汚れを落とせるよう、頭→顔→背中の順で洗いましょう。
背中を最後に洗うことで、付着したシャンプーなどをしっかりと洗い流すことができます。
摩擦や汚れ残りを防いで背中ニキビをケアしよう
背中はもともと皮脂量が多く、オイリーになりやすい場所です。
ここに厚着による繊維の摩擦や、シャンプーなどの汚れ残りがあることで、背中に雑菌が繁殖し、ニキビができやすい肌環境になってしまうのです。
背中ニキビを予防するためには、背中への汚れ残りをなくすために清潔な衣服を身に付けたり、毛羽立ちが少なく肌に優しい綿のインナーを身に付けたりしましょう。
背中は秋でも意外と見られている場所ですので、しっかりと対策をして美しい背中を保ちたいですね。
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