寝起きに喉が痛い!朝の喉の痛みへの対策や解消法って?
最近寒くなってきましたが、朝起きたときに喉が乾燥しています。
唾を飲み込んだり水を飲んだりすると喉に痛みを感じます。
しばらくすると痛みは治まりますが、できれば乾燥しないようにしたい……。
前日からできる対策や、乾燥して痛むときの対処法を教えてください!
寝起きに喉が痛む原因は?
喉に違和感や痛みがあると、寝起きから気分が落ち込んでしまいますよね。
寝起きの喉が痛いのは、ずばり口腔内の「乾燥」が原因。
通常喉の粘膜は唾液によって表面がガードされていますが、この部分が乾燥してしまうと細菌やウイルスが付着して炎症を起こします。
この炎症が喉の痛みとなり、寝起きの不快感へとつながるのです。
特に次のような状況だと、喉が乾燥しやすく寝起きに痛みを感じることがあるので注意しましょう。
睡眠中に口呼吸をしている
もともと睡眠中は唾液の分泌量が減少しており、日中よりも乾燥しやくなっています。
このときに口呼吸によって口を開いたまま寝ていると、口腔内の唾液が蒸発してカラカラに乾燥してしまいます。
その結果、呼吸時に口からウイルスや細菌を取り込んで喉が炎症しやすい環境に。
口呼吸は寝起きの喉の乾燥だけでなく、風邪やインフルエンザの感染率がアップしたり、アレルギーを引き起こしたりすることもあります。
健康的な生活を送るためにも、口呼吸を直して鼻呼吸ができるようにしたいですね。
寝室の湿度が低い
また、夏場は喉の痛みが気にならないのに、秋から冬にかけて寝起きに痛むという場合は、室内の湿度が低下して空気が乾燥している可能性があります。
冬はもともと空気が乾燥している上に、エアコンやヒーターなどの暖房を使えばさらに室内が乾燥してしまいます。
起きている間はこまめに水分を補給できますが、眠っている間は喉が乾燥していることに気付かないですよね。
長時間喉に水分が入ってこないため、寝起きは喉が乾燥して痛みを感じることがあるのです。
寝る前にできる喉の乾燥対策は?
それでは、喉の乾燥を防ぐにはどんな対策をすればいいのでしょうか?
マスクをして寝る
喉を乾燥させないためには、マスクをして口腔内のうるおいを逃がさないのがおすすめです。
マスクをしていれば、気付かないうちに口呼吸をしていても喉が乾燥しにくく、寝起きの喉の痛みを予防できますよ。
また、鼻呼吸ができている人でも冬場は空気の乾燥によってウイルスが侵入しやすい時期。
マスクをつけることで鼻や口からウイルスが侵入するのを防げます。
寝室の湿度を最適にする
寝室の湿度は50~60%程度が理想です。
乾燥しやすい日本の冬は湿度が10~20%まで下がることも多く、何も寝室の乾燥対策をしていないと喉がカラカラに乾いてしまいます。
まずは湿度計を用意して、寝室の湿度がどれくらいかチェックしてみてください。
その後50~60%まで湿度を上げられるように、加湿器を使って寝室の湿度を最適にしましょう。
加湿器がなければ濡らしたタオルをハンガーにかけて、寝室に吊るすだけでも湿度を上げることができます。
また、空気を取り込んで呼吸するみずみずしい観葉植物を置くのも、乾燥を防ぐのにおすすめです。
起床後の喉の痛みを解消する方法は?
乾燥対策をしていても、寝起きの喉の痛みを感じてしまったら、次のような方法で対処しましょう。
うがいをする
喉が痛むのは乾燥が原因なので、うがいをして喉をうるおわせましょう。
ちなみに、水を飲んでしまうと喉についたウイルスや細菌を飲み込んでしまうので、必ずうがいをしてから水分補給をしてください。
コップ1杯の水に塩を一つまみ入れると、より殺菌効果がアップして感染症予防になりますよ。
のど飴を舐める
うがいが済んだらのど飴を舐めて喉の炎症を鎮めましょう。
また、口の中に飴が入っていれば唾液の分泌量も増えてくるので、喉の痛みが徐々に和らいでいきますよ。
寝起きの喉はデリケートなので、刺激の強いメンソール系はあまりおすすめできません。
喉に優しいはちみつやキンカン、カリンなどがメインののど飴を選びましょう。
乾燥対策をして寝起きの喉の痛みを改善しよう
寝起きに喉が痛いのは、口腔内が乾燥してしまっているのが原因です。
特に口呼吸は喉が乾燥するだけでなく、風邪などの感染症にかかりやすくなるので要注意。
また、冬場は寝室の湿度が下がって空気が乾燥しているので、加湿器などを使って快適な湿度を保ってください。
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