冷え性改善に!?話題の「ヒハツ」の効果やとり方をご紹介!

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冷え性改善に!?話題の「ヒハツ」の効果やとり方をご紹介!

最近大注目のスパイス、「ヒハツ」(ヒバーチ)ってご存知ですか?
「ヒハツ」とは、沖縄で「島胡椒」という香辛料として使われている香辛料です。
まだ日本ではさほど知られていませんが、冷え性やダイエット、美肌にいいと話題になってきています。
ヒハツの効果やとり方などをご紹介します!

ヒハツとは?

「ヒハツ」は胡椒科のツル性植物の一種で、長い扇のような形状から「ロングペッパー」や「ナガコショウ」とも呼ばれています。
ヒハツの歴史はとても古く、古代ローマ帝国があった紀元前から栽培されていたとの記録が残されています。
日本では沖縄県で栽培されていますが、全国的な知名度はそこまで高くありませんでした。

ヒハツは私たちにおなじみのブラックペッパーとは違い、スパイシーの中にほのかな甘みを感じる匂いが特徴。
料理の仕上げにアクセントとして入れたり、肉や魚などの臭み消しに用いられたりしています。

ヒハツに含まれる成分

そんなヒハツが注目を集めるのは、健康効果の高い「ピペリン」という成分が豊富に含まれているため。
このピペリンは血流を改善する効果があり、冷え性の改善や脂肪燃焼などの代謝アップに効果的な栄養素です。

ピペリンは消化器へ血液の供給量を増やして消化吸収を手助けしてくれるので、体の隅々まで新鮮な酸素や栄養を運んでくれる効果もあります。
また、同じスパイスである唐辛子は毒性があって、過剰摂取すると喉や胃の粘膜を傷める危険がありますが、ヒハツは唐辛子よりも穏やかに作用するので汗をかきにくく安全性が高いスパイス。
さらに、ビタミンCとピペリンを一緒に摂取すると成分の吸収率が高まることから、「特許栄養吸収促進剤」として、サプリメントなどで販売されている注目成分です。

ヒハツの美容・健康効果はどんなものがある?

そんな大注目のヒハツですが、どのような美容、健康効果があるのか、よりくわしくご紹介します。

血行促進による冷え性改善

先ほども記述したように、ヒハツの最も注目すべき成分「ピペリン」は、血管を拡張させて血行を促進する作用があります。
女性に多い冷え性は、血管が収縮して末端まで温かい血液が運ばれにくいことが原因の一つなので、ピペリンは体を温め血行を良くしてくれるため冷え性改善に効果的です。

基礎代謝アップ

ヒハツのピペリンを体内にとり入れることで、体の芯から温めることができるため基礎代謝を高める効果もあります。
基礎代謝がアップすれば、脂肪がエネルギーとして燃えやすくなるので同じカロリーを摂取しても脂肪になりにくく、太りにくい体を作ることができますよ。

血管の老化防止

ヒハツには血管の老化を防止して、毛細血管を復活させるパワーもあります。
毛細血管の「Tie2(タイツ―)」を活性化させて、血管の壁細胞を剥がれにくくする接着剤のような働きをするため、毛細血管の老化を防止してくれるのです。
血管が若返れば体の隅まで栄養や酸素が行き届かず、肌のうるおいも低下してシミやシワなどの老化の原因に。
ヒハツは肌のアンチエイジングにも役立つスパイスです。

ヒハツのおすすめのとり方

粉末にしたものを料理にかける

沖縄ではヒハツを乾燥させて粉末にしたものを、ソーキそばに振りかけて食べています。
胡椒のようなスパイスの苦みと甘みを楽しめるので、他にもステーキなどの肉料理、サラダに振りかけてもおいしくいただけますよ。
ちなみにヒハツの一日の目安摂取量は300mg程度ですので、普段の料理に振りかければ必要な量を十分に摂取できます。

サプリメント

ヒハツはまだスーパーなどで見かける機会は少なく、簡単に入手するのが難しいスパイスです。
そこで、近くのお店でヒハツが購入できない時は、サプリメントで摂取する方法もおすすめです。
ヒハツエキスが配合されたサプリメントが登場しているので、毎日簡単にピペリンを体にとり入れることができますよ。

ヒハツで頑固な冷え性を解消しよう

注目のスパイス、ヒハツは古くから健康効果の高いスパイスとして愛用されてきました。
冷え性を解消するには、体の内側からケアをして体質改善をするのが大切です。
そこで、ヒハツをいつもの食事にプラスして体の芯から冷えを解消していきましょう。
最近ではヒハツエキスが配合されたサプリメントも登場しているので、自分に合った方法でヒハツをとり入れていってみてください。

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