寝起きに唇が乾燥して痛い!乾燥が起きる原因と対策法をご紹介
朝目が覚めると、唇がカサカサと乾燥していたという経験はありませんか?
その乾燥を放っておくと、やがて唇が切れて血が出たり炎症を起こしたりすることもあります。
このように、寝起きに唇が乾燥しやすいのはどうしてなのでしょうか?
手軽にできる唇の乾燥対策と合わせてくわしくご紹介します。
寝起きに唇が乾燥する原因
寝起きに唇が乾燥するのはいくつか理由があります。
カサカサ唇は見た目の印象もダウンしてしまいますし、乾燥が進んで切れてしまうと食事をする時に痛みが出ることもあります。
そんな寝起きのカサカサ唇の原因はどんなものがあるのでしょうか?
口呼吸によるもの
就寝中に口呼吸になっていると、空気が唇に常にあたって水分がうばわれてしまいます。
その結果、唇周辺が乾燥して寝起きにカサつきが気になることがあるのです。
寝室の乾燥
眠っている最中は空気が乾燥していても気づけないですよね。
唇は体と違って服を着ていないので、常に外気にさらされて刺激を受けています。
特に冬場は湿度が低い上、エアコンなどの暖房器具を使っているので室内も乾燥しがち。
そんな状況の中で眠っていると、もともと皮膚の薄い唇はすぐに乾燥してしまい、皮が剥けたり裂けたりしやすいのです。
体の水分不足
体が水分不足になると、唇に乾燥としてあらわれます。
たとえ空気が乾燥していなくとも、水分を摂取していないと唇が乾燥してカサついてしまうのです。
特にお酒やカフェインは利尿作用があり、体内の水分が不足して唇の乾燥が起こりやすいです。
晩酌を習慣にしている人や、もともと水分の摂取量が少ない人は就寝中に唇の乾燥が進み、寝起きに唇がカサカサしてやすいので注意しましょう。
寝起きの唇の乾燥対策は?
そんな寝起きの唇の乾燥を防ぐにはどんなことに気を付ければいいのでしょうか?
自宅でできる唇の乾燥対策をご紹介します。
マスクをして眠る
眠っている間は空気の乾燥に気付きにくいので、室内が乾燥しても唇のうるおいを保てるようマスクをしてガードしましょう。
マスクをしていれば口周りが保湿されて乾燥しづらくなります。
薄手の使い捨ての紙マスクだと、呼吸が妨げられずあまり寝苦しさがなく眠ることができますよ。
ワセリンでパックをする
唇の乾燥を防ぐには、皮膚の保湿力が高いワセリンでパックがおすすめ。
保湿力の高い定番アイテム、ワセリンを眠る前に唇に塗るだけでも、寝起きのツヤツヤの唇を保つことができますよ。
また、パックをするときはワセリンを塗った後にラップを巻き、その上から蒸しタオルを乗せて成分を浸透させましょう。
蒸しタオルで唇と温めると血行が良くなるので、皮膚の奥まで保湿成分が浸透しやすくなりますよ。
肌に保湿ケアをするように、唇にも定期的にスペシャルケアをしてあげましょう。
うつ伏せで眠らない
うつ伏せの姿勢になっていると、枕やシーツに唇が触れて摩擦が起きます。
摩擦が起きると唇のうるおいがなくなる上に、繊維が刺激になって荒れる原因に。
ですので、眠る時はなるべく仰向けや横向きになって眠りましょう。
うつ伏せが習慣になっている人は、できるだけ肌に優しいガーゼやコットンなどの刺激が少ない素材の寝具を使ってください。
ビタミンB2を摂取する
空気が乾燥していないのに唇が乾燥しているのは、体質が影響している可能性があります。
ビタミンB2は体の粘膜を保護して髪や皮膚を作るサポートをしてくれるので、唇の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
積極的にビタミンB2を摂ることで、唇の粘膜を保護して乾燥を防いでくれますよ。
ビタミンB2は、牛・豚レバーを始め、納豆やたまごなどの食材に多く含まれています。
特にコンビニや外食などが多い人は、ビタミンB2が不足しやすいです。
どうしても自炊が難しい人は、サプリメントやドリンクなどで補うのもおすすめです。
唇を保湿して寝起きもツヤツヤの唇を目指そう
寝起きに唇が乾燥するのは、唇に触れる空気が乾燥しているのが一番の原因です。
ほかにも、体の栄養不足や水分不足でも唇に乾燥の症状があらわれるので、湿度に気を付けていても乾燥する時は生活習慣を見直してみましょう。
唇の荒れが気になる時は、ワセリンやリップなどの保湿力の高いアイテムを使ってケアするのもおすすめです。
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