髪が静電気でまとまらない!パサパサ乾燥髪を防ぐ静電気予防法
冬になると静電気がひどくて髪がパサパサになってしまいます。
パサパサだと朝のスタイリングもなかなか決まらないし、朝が何となくゆううつ…。
静電気で髪がパサパサになるのを防ぐには、どんなことに気をつければいいのか教えてください。
髪に静電気が起きる原因は?
髪に静電気が起きると、ブラッシングしてもまとまらずまとわりついて面倒ですよね。
特に朝の忙しい時間帯に、静電気のせいでスタイリングがうまくいかないとイライラしてしまうことも。
髪に静電気が起きてしまうのは、次のような理由が考えられます。
部屋の乾燥によるもの
そもそも静電気は、物質同士が接触したときに起きる「摩耗電気」というもの。
髪同士は1本1本が細く数も多いので、常にお互いが摩擦を起こして帯電しています。
そのため、完全には摩擦をなくすことはできず、体とくらべて静電気が起こりやすい場所なのです。
冬は湿度が低下してほかの季節よりも乾燥が起きやすい季節です。
乾燥が起きると髪のうるおいも低下するため、他の季節よりも髪同士の摩擦で髪がパサついてしまうのです。
髪のダメージによるもの
また、髪自体が傷んでいても静電気は発生しやすいです。
髪が傷んでいるということは、髪の水分量が減っている状態。
髪のキューティクルの部分が傷んで剥がれてしまうと、その部分から髪の奥になる水分が抜けていき、乾燥が進行してしまいます。
その結果、髪同士の摩擦が大きくなり季節問わず静電気が起こりやすいのです。
ブラッシングによる摩擦
髪をブラッシングするのも静電気が起こる原因の一つです。
特に髪がもつれている部分を何度もブラッシングしてほどこうとすると、その分髪に電気が帯電します。
また、ブラッシングに使うブラシの材質もプラスチックや木の素材のものは静電気が起きやすい素材。
ブラッシングの前にかけるドライヤーも、髪を乾かし過ぎると熱でキューティクルを傷つけてしまったり、髪のうるおいが失われたりする原因になります。
髪の静電気への予防と対策は?
そんな静電気が原因で起こる、髪のパサつきを防ぐにはどんなことに気を付ければいいのでしょうか?
朝に髪がまとまらなくてお困りの人は、髪の静電気予防をしてうるツヤの髪を目指しましょう。
動物毛のブラシを使う
髪同士の摩擦を起こすブラシも、できるだけ静電気防止効果の高い材質を選びましょう。
プラスチックや木は静電気が起きやすいので、動物の毛を使った獣毛ブラシがおすすめ。
動物の毛がもともと持っている油分がブラッシングによって髪に行き渡るので、髪の乾燥を防いで油分でコーティングしてくれます。
髪がまとまりやすくツヤが出やすいので、髪が健康的に見えますよ。
髪をしっとりとまとめてくれるので、静電気によって朝のパサパサ髪に悩んでいる人におすすめです。
ドライヤーで髪を乾かし過ぎない
髪を洗った後はできるだけ早くドライヤーで乾かすと、キューティクルが傷つきにくいという話は有名ですよね。
しかし、ドライヤーも使い方を間違うと髪を傷つけて乾燥させてしまうこともあるのです。
ドライヤーを使うときは、髪全体にまんべんなく風を当てていきましょう。
一点だけに集中して熱を加えると、髪の主成分であるたんぱく質が溶けて、中のうるおいが蒸発してしまいます。
また、静電気は髪にプラスイオンが大量に残っている状態で、マイナスイオンが不足しているのでマイナスイオンドライヤーがおすすめ。
マイナスイオンドライヤーを使えば、髪にあるプラスとマイナスの粒子が結合するので、静電気が起こりにくくサラサラとした仕上がりになりますよ。
髪を乾かす時間も、ミディアムまでなら10分、ロングヘアでも15分以内に留めましょう。
オイルやトリートメントを使って髪を保湿する
髪に静電気を起こさないため、オイルを使ってしっかりと保湿しましょう。
髪に使うトリートメントやオイルは、ドライヤーの熱と乾燥から守ってくれる上乾燥も防いでくれます。
特に洗い流さないトリートメントは、髪のパサパサが気になった時に好きなタイミングで使えるので、化粧ポーチに入れておきたいですね。
また、オイルも髪のうるおいを保つアルガンオイルやヒマワリオイルなどを使って、髪に不足したうるおいと栄養を補ってあげましょう。
髪を保湿して静電気に負けないツヤ髪を目指そう
髪に静電気が起きるのは、乾燥や摩擦が大きな原因です。
髪のうるおいをキープするためにドライヤーの熱を当てすぎないことや、保湿できるオイルやトリートメントで髪をケアしてあげましょう。
また、セーターなどの衣類も静電気が起こりやすいので、毛羽立ちが少ない綿100%の服を選んで着るのもおすすめです。
冬でも静電気に悩まない、乾燥に強いツヤ髪を作りましょう。
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