室内で手軽に有酸素運動!フラフープダイエットの効果や方法を教えて!
雨でも寒すぎる日でも自宅でダイエットしたい……。
実はフラフープがすぐれた有酸素運動として有名だと知りました!
フラフープダイエットの効果や、続けるコツについて教えてください!
遊びの延長?フラフープダイエットの効果とは
フラフープと言えばひと昔前に流行った子供の遊び、といった印象でしょうか。
やってみると意外とできない大人も多いのでは?
そんなものでダイエットになるの?とあなどるなかれ。
フラフープは立派な有酸素運動になります。
しかもその運動の特性上、ただ歩くだけとは違った効果も期待できるのです。
有酸素運動としてのフラフープ
そもそも有酸素運動とは、酸素を取り込んで糖質や脂質を分解してエネルギーを取り出す運動のことを指します。
この反応は短時間しかできない激しい運動ではあまり起こらずに、長時間続けられるような軽めの運動で積極的に起こります。
フラフープは短時間で息も絶え絶えになるような運動ではありませんので、当然有酸素運動に分類されます。
有酸素運動の中でも出来るだけ大きな筋肉やたくさんの筋肉を使って行うことがダイエットには効果的とされています。
足をしっかりと踏ん張って腰やお腹まわりの筋肉を上手く使わないとできないフラフープは、ダイエット効果が期待できる有酸素運動の一つと言えるのです。
体のバランスを整える
下半身を安定させてお腹や骨盤周りの筋肉をうまく連動させなければフラフープは回せません。
フラフープを続けていけばお尻や太ももといった大きな筋肉はもちろん腹部や股関節まわりの深層にある筋肉にまで刺激が加わり、バランスよく使えるようになっていくでしょう。
右でも左でも違和感なく回せるようになれば、かなり筋バランスがいい状態を作れているはずです。
腰周りの筋バランスが整うと、連動して背中や首のバランスが整い、身体全体が矯正されていきます。
この効果はあまり他の運動では見られない特別なものです。
内臓の動きを良くしたり、腰痛や肩こりなどの予防にもつながるといった、うれしい効果も期待できるでしょう。
美しいくびれを作る
お腹や骨盤、股関節周りの筋肉を外側から内側まで、複雑に連動させながら刺激できる運動というのはあまりありません。
フラフープはそういった動きを比較的簡単に引き起こすことができる数少ない運動の一つです。
ウエストまわりの深層の筋肉にまで刺激が与えられることによって、単純に脂肪を落とすだけでは現れにくい美しいくびれを作ることができるでしょう。
フラフープダイエットのやり方
まずはフラフープを回せないと始まりません。
すんなりできていしまう人もいますが、最初は意外と苦戦する人も多いようです。
はじめは遊び感覚で回せるようになりましょう。
コツとしては…
1.まず姿勢を正します。腰を折らずに背筋を伸ばし、その状態をキープです。
2.肩幅程度に足を開き、まわす方向の足を少し前へ出す(右に回すなら右脚を前)。
3.両ひざは少しまげて余裕を持たせる。
4.腰をぐるぐる回すのではなく、どちらかというと前後に動かすイメージ。
5.出来るだけ身体はリラックスさせる。
といったところでしょうか。
ある程度回せるようになれば、連続で数分間回し続けてみましょう。
フラフープを回す目安時間
目安時間としては4~5分を左右交互にやって1セットとし、3~5セットもできれば効果が出てくるでしょう。
最初から焦ってたくさんやりすぎないようにしましょう。
外から見るよりも体の中では複雑な動きをしています。
上手く回せない間はほんの短い時間で大丈夫です。
上手くできていないのに無理やり根性でやり続けてしまうと、腰や股関節、膝などに痛みが出てしまいかねません。
ある程度スムーズに回せるようになるまでは、焦らずゆっくりとやってみてください。
最初は全然うまくできなくても、ある時急にコツがわかって簡単にできるようになる、なんてことは結構あります。
腰痛持ちの方は注意!
もともと腰痛を持っている方は注意が必要です。
上手く回せれば、ゆっくりとした動きで筋肉を緩めることも可能でしょうが、動き自体がそもそも複雑なので、あまりお勧めしません。
どうしてもやりたい場合は、まず医師に相談してください。
やり始めてから腰痛など、どこかに痛みが出るようなときも同様です。
バランスよく筋肉を使えていない可能性がありますので、運動を中止して医師の診断を仰いでください。
とはいえ、よほど無茶をしないかぎりは、そんなにあちこちが痛むようなことはありません(最初のうちは筋肉痛はあるかもしれません)ので、安心して始めてください。
楽しみながら長く続けましょう
もともと遊びから始まっているので、楽しんでやりましょう。
あまりにしっかりしたトレーニングプログラムを作って、がんじがらめにし過ぎてしまうと「メニューをこなさなければ!」という義務感だけが強くなってしまって楽しくなくなってしまいます。
ある程度の目安として何分何セットというプログラムを作ることは良いとは思いますが、それに縛られすぎないようにしましょう。
楽しんで続けていけることのほうが重要です。
技術的な要素が多くあるので、いろいろな回し方にチャレンジしてみるのもよいと思います。
そのたびに達成感が味わえるので、より楽しみながら運動ができるでしょう。
ただ、くれぐれも無理はしないように。
身体を痛めてしまっては、やりたくてもできなくなってしまいます。
ゆるく・長く・楽しんで続けていきましょう。
それで身体が引き締まって、バランスも整い、内臓の動きまでよくなるんですから言うことなしですよね!
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