初マラソンでサブ4に挑戦!ハーフマラソン出走!練習の成果は?!【レッスン12】
2016.11.28<準備期4>ハーフマラソンに挑戦しよう
ハーフマラソン出走!練習の成果は?!【レッスン12】
目次
初マラソンでサブ4達成プロジェクト
サブ4に向けたトレーニングをはじめて7ヶ月。
実戦経験をつむことと走力アップを目的にハーフマラソンに挑戦しました。
今回のハーフマラソンで2時間を切れると、来春のフルマラソンでのサブ4達成に期待がもてます。
彼女たちはこれまでのトレーニングの成果を出せたのでしょうか。
彼女たちが出場したのは、2016年11月12日に行われた「多摩川季節のめぐみマラソン」のハーフマラソンの部。
多摩川沿いに設けられた1周目6.097km+5km 3周の特設コースを走ります。
木村コーチからの出走直前アドバイス
レース前のウォームアップは筋肉を温める程度に
スタート時間の40分くらい前からウォームアップを始めます。
ウォームアップでは体操・ストレッチに加えて、20分ほど筋肉や関節を大きく動かして身体全体を温めます。
軽くジョギングをして身体を温める方法もあります。
しかし、レース初心者や体力にあまり自信のないランナーの場合、ウォームアップで体を動かしすぎると、そこで体力を消耗してレース後半にバテてしまうことがあるので注意が必要です。
スタートから5kmはウォームアップの一部と考えて、ペースを抑えて走りましょう。
気温は19度。やや暑い天候でのレースのポイントは給水
19度はマラソンをするにはやや高い気温です。
加えてこの日のように日差しが強く空気が乾燥している時は、レース中に脱水症状をおこしやすくなります。
汗をかくとミネラル分が不足して、痙攣がおこったり脚がつってしまう危険があるので、脱水を予防するためにこまめに給水をとりましょう。
今回のコースは1周に給水所が2箇所。できるだけすべての場所で給水をとりましょう。
水分補給をしてもすぐには身体に浸透しないため、のどが渇いてからではなく、渇きを感じていない前半からしっかり給水をとることが大切です。
給水所に水とスポーツドリンクの2種類置いてある場合は、レース前半はミネラル分や糖分が含まれているスポーツドリンク、汗をかいて身体の水分が減ってくる後半は水をとるようにするとよいでしょう。
走りながら飲むのが難しい場合は、歩きながらや立ち止まってもいいので自分のできる方法で確実に水分補給をしましょう。
気になるレース結果は江波戸さんが4位入賞!
ハーフマラソン女子の部は107人が出走。
その中で、江波戸さんが1時間45分34秒で4位入賞という記録を残しました。
江波戸さんの記録 1時間45分34秒
距離 | Total | Lap/5km |
---|---|---|
6.097km | 29分14秒 | - |
11.097km | 53分51秒 | 24分37秒 |
16.097km | 1時間19分33秒 | 25分42秒 |
21.097km | 1時間45分34秒 | 26分01秒 |
江波戸さんの感想
レース前は緊張しなかったんですが、前日にすごく緊張しました。
今回は自分の中で学生時代の記録(1時間49分)を超えることを目標にしていたので、その目標は達成できて良かったです。
ただ、走っている最中20km前後で、右膝の中にピキーンと線が入った様な痛みが内側と外側にでてしまい、思ったように走れなかったことが悔しいです。
フルマラソンまでに、姿勢をもう少し反り気味にしないように練習して、サブ4目指して頑張りたいと思います。
大木さんの記録 2時間38分35秒
距離 | Total | Lap/5km |
---|---|---|
6.097km | 39分14秒 | - |
11.097km | 1時間15分29秒 | 36分15秒 |
16.097km | 1時間54分53秒 | 39分24秒 |
21.097km | 2時間38分35秒 | 43分42秒 |
大木さんの感想
練習不足のため、タイム云々の前に完走出来るか不安で、1週間くらい前から緊張していました。
会場に着くまでずっと緊張していましたが、みんなといつものウォームアップをすることで緊張がやわらいだ気がします。
レース中は、周回コースだったので走っているメンバーと声をかけあえたことが良かったです。
ゴールまであと500メートル位のところで木村コーチから声をかけられて、並走してくれたときに安堵感からか泣きそうになってしまいました。
レースが終わって「完走出来てよかった~!!」という達成感と同時に、今度はもうちょっと良いタイムで完走出来たらいいなという欲が出ました。
このままだとサブ4達成は厳しいので、練習量を増やしてタイムを縮めます。
またハーフなどの大会に積極的に出場して、大会慣れもしたいなと思います!
原さんの記録 2時間16分32秒
距離 | Total | Lap/5km |
---|---|---|
6.097km | 37分23秒 | - |
11.097km | 1時間09分41秒 | 32分18秒 |
16.097km | 1時間43分15秒 | 33分34秒 |
21.097km | 2時間16分32秒 | 33分17秒 |
原さんの感想
景色の変わらない周回コースは苦手だったんですが、途中でコーチが応援してくれていたり、他のメンバーとすれ違ったりしたので、飽きずに走り続けることができました。
ゴールしたあとは、木村コーチがマッサージをしてくれたのがうれしかったです。
サブ4に向けてもっと早く走れるように練習がんばります!
木村コーチの総評
3人ともそれぞれの今の状態の中で頑張ってよく走ったと思います。
個人の能力差はさておき、今回はいかにトレーニングを継続して行っているか、トレーニングで負担をかけている身体をケアできているかがレース内容や結果にあらわれたように感じます。
結果としてはそれぞれの反省点・課題は残りましたが、レースに出て得たことはそれ以上に多く、これからのモチベーションにつながったことでしょう。
レースをむかえるにあたって緊張したこと、周りからの応援が力になること、調子を整えて走り出すことの難しさ、レース中のアクシデントや苦しさなどはじめて経験することがたくさんあったと思います。
しかし、自分と向き合い最後まで走りきったことで、良かったこと・うまくできなかったこと含めて「楽しさ」に変えられたのではないでしょうか。
だからこそ目標に向けてよりいっそう身が引き締まったようですね。ここからの彼女たちのさらなる奮闘に期待します!
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株式会社ケッズトレーナーは、一般の方々や多くのスポーツ選手の皆さんに、種々の障害の緩和や機能改善・向上を目的として、様々な角度から施術を実施しています。一人ひとりの患者様と寄り添い、スポーツマッサージを通して安心・笑顔・元気をモットーに日本全国で活躍中です。
http://www.ks-trainer.co.jp/
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