スポーツジムで痩せるためのベストな頻度をご存知でしょうか?
ひとくちに“ジムに通う頻度”といっても、トレーニングする時間・メニュー・負荷によってえられる効果はさまざまです。
でも、なにかひとつ基準を知っていないとスケジュールも組めませんし、ほんとうに痩せるかどうか不安ですよね。
そこで今回は、ダイエット効果が期待できたうえで続けやすい“ジム通いの頻度”についてご紹介します。
【大前提】続かなければ意味なし!ムリなく通える回数をイメージ
目次
- 「今年こそはゼッタイ痩せてやる!」
- 「習慣化できちゃえば週3、4のトレーニングでもできるはず!」
だれだってジムに通う前は、鼻息あらく自信もたっぷりです。
でも人間なんてナマケモノ。つよい意志で決めた習慣が一ヶ月ももたなかった、なんて経験ありませんか?
最初からジムに通う頻度(=ハードル)をあげてしまうと、“継続できないリスク”が出てくるわけですね。
そこで、「運動もダイエットも続いてこなかったアタシでもサボらない回数ってどれくらいだろう?」と考えてみてください。
次項よりジムに通う頻度別に効果やパターンをくわしくご紹介します。
(その前にぜひ「あなたにとってムリなく継続できる頻度」をイメージしてみましょう!)
【頻度別】ジムに通う回数で変わるメリット・デメリット
ジムに通う頻度【週5日~毎日】のパターン
- 高レベルの筋肉をつけたい
- 短期間でダイエットを成功させたい
- 徹底的にトレーニングの習慣をつけたい
- 筋トレや運動が大好き
週5日以上の頻度で通う人は、明確かつ強い目標・熱意を持っています。
ここまでストイックにトレーニングができる人は、理想のカラダをつくり、運動面では健康体でポジティブ、自信にみちた印象です。
筋トレが趣味の人やセミプロの人なども当てはまります。
あなたは“毎日スポーツジムにいる自分の姿”を想像できますか?
仕事や家庭以外の時間で毎日のジム通いはよほど気持ちが強くなければ続きません。
また、トレーニングペースを過信したり、かける負荷を間違うとオーバートレーニングとなり、カラダを痛める可能性すらあります。
ジム初心者にはまずおすすめできない高頻度の回数でしょう。
ジムに通う頻度【週3~4回】のパターン
一般の人でもトレーニング意識が高い人にあてはまる頻度です。
メニューと負荷がハマっていれば、ダイエット目的としてもじゅうぶんな頻度でしょう。
週に3回以上かよっている場合は、飽きないようトレーニング内容を変えたりや負荷を強めるなど、工夫をとりいれることでマンネリを防げます。
トレーニング内容やきたえる部位によってはオーバートレーニングになるケースもありますから要注意。
あいだを1日あけてもどこかで連続してしまうため、「2日に1回はジムに行く」くらいの意識が求められるでしょう。
心理的ハードルは高いですし、体調不良や仕事の都合でジムを休むといっきに心が折れることもめずらしくありません。
そのぶん“ダイエット・痩せる”という観点では高い効果が期待できます。
覚悟をもって本気で取り組める人、もしくは中級者以上の経験者に向いている頻度です。
ジムに通う頻度【週2回】のパターン
しっかり継続して通うことができる人にはもっともバランスの良いジム頻度です。
肥満ぎみだったり、年齢的に代謝がおちて痩せにくくなっている人は週1回のトレーニングではなかなか効果が出づらい傾向にあります。
筋トレを行ったあとに有酸素運動を加えるといったトレーニングで週2回、は効果がみえやすい頻度と言えるでしょう。
また、筋トレ重視でしっかりおこなう人も、週2回の頻度なら筋肉の超回復・休息が可能です。
- 月曜+木曜
- 火曜+金曜
- 水曜+日曜
など、あいだに2日ほど空くようなスケジューリングがおすすめです。
ただし、“週2回”といっても、
- 雨の日が続いたり
- 仕事の残業が多かったり
- 飲み会や友だちゴハンが重なる週だったり
- 2泊3日の旅行に行ったり…
1ヶ月の中でも「イレギュラーでジム行けなかった。。2回行く!って決めたのに…」とテンション下がることはよくあります。
週2回のうち1回でも休んでしまうとモチベーションを保ちづらいのがデメリットでしょう。
ジムに通う頻度【週1回】のパターン
スポーツジムに通う頻度として1番ハードルの低い「週1回」。
曜日の固定さえしなければ、“何曜でもいいから週1回ジム”でいいわけですよね。
「無理なく通える」という意味では続けやすい頻度です。
しかし、「ダイエットしたい」「しっかり運動不足を解消したい」といった目的の場合に“効果が見えにくい”デメリットもついてきます。
週1回のトレーニングで、簡単に痩せる・しっかり体力をつけるのは物理的にむずかしいと言わざるを得ません。
トレーニングジムに通うユーザーやインストラクターも、「週1回のトレーニングだと現状維持ができる程度」といった見解が多数派です。
ラクラク継続!【頻度週1回】のジムで効果を最大化する方法
- 『ジムに通う頻度が多ければ、ダイエット効果は高いけど続けにくい』
- 『ジムに通う頻度が少なければ、ダイエット効果はうすいけど続けやすい』
どちらも一長一短。
ご自身の忙しさや性格を冷静にかんがえ、ジムの頻度を決めるのがベターでしょう。
でもやっぱりラクできたらどれだけいいか、考えちゃいますよね…
週1回30分で超効率的な「高地トレーニングジム」が神すぎる
オリンピック選手やマラソンの長距離ランナーが、山の高地空間でおこなう「高地トレーニング」をご存知でしょうか?
高い山の上は酸素がうすく、カラダを動かすためには平地よりもたくさんの酸素をカラダに供給しなければなりません。
そこで登場するのが「ミトコンドリア」細胞です。
体内で酸素をエネルギーに変換する役割をになう「ミトコンドリア」は、高知空間でのトレーニングによって活性化します。
- とにかく長時間カラダを動かす
- 筋肉を使ったトレーニングを限界までがんばる
といった従来のダイエット・トレーニングではなく、細胞レベルで酸素を取りこもうと活性化させるのがポイント。
東京のような平地でおこなうトレーニングの4倍もの効果が見込めるため、週1回30分おこなえば約2時間分の運動効果がえられます。
まさに“短時間でトレーニング効果を引き出す”画期的な方法。
「高地トレーニング」は時短で効率性がたかく、いそがしい人や週に何度もジムに通う自信のない人に人気です。
そもそもの発想を変えることで、週1回派の人も継続しながら痩せボディを目指す方法もあるわけですね。
“部屋ごと低酸素”にした高地トレーニングジムが登場
以前までの日本の「高地トレーニングジム」といえば、マスクを使いながら低酸素状態をつくりだすスタイルが主流でした。
しかし、最近では新たなテクノロジーとマシンの発達により、“トレーニングルームまるごと高知空間”にできるジムが誕生しています。
さぞお高いんでしょう…
と思いきや週1回(=月4回)なら「¥12,000」の価格。
キャンペーンが適用できると月4回永年¥10,000になることも。
ちょっとびっくりですね。
もはや普通のスポーツジムと変わらない料金体系で「高地トレーニング」ができちゃうのは東京ならではのメリットかもしれません。
「フィットラボクロスフォー 白金高輪店」詳細
住所:東京都港区高輪1-5-21 ルート高輪ビルB1F
電話番号:03-5793-3041
最寄駅:東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」徒歩9分/都営地下鉄浅草線「泉岳寺」徒歩7分
営業時間:平日10~22時(受付21時まで)/土曜10~19時(受付18時まで)
定休日:日曜・祝日
公式WEBサイト:『フィットラボクロスフォー』
ダイエット目的のジムは「料金と継続しやすさ」を考えながら頻度を決める
月額¥10,000でも、月に1回の頻度なら“1回¥10,000”と高額です。
また、ダイエットは“1ヶ月超集中”しても続かなければ意味がありません。
1ヶ月・1週間あたりどれくらい通うかをイメージし、あなたにとっての「料金と継続しやすさ」をしっかり考えてみましょう。
頻度といっしょにジムの費用対効果も検討する
スポーツジムに通うなら、1回あたりにかかる料金もわかっておきたいところ。
通う頻度が高いほど1回あたりの料金はさがりますし、週1回ペースなら料金は高くなります。
例)月額料金¥10,000の場合
- 週5回通うと、1回あたり¥500
- 週1回通うと、1回あたり¥2,500
おなじ月額料金でも“1回ごとのおトク感(使ってる感)”が断然かわってきます。
でもここで注意したいのが、背伸びして“むりに多く通おう”としないことです。
「もったいないから毎日ジムに行こう!」と意気込んだところで、勢いだけではなかなか続きません。
できるだけ少ない頻度で高い効果がえられれば、継続しやすく料金面での満足度も高いわけです。
- ふつうのスポーツジムなら週2回
- 高地トレーニングジムなら週1回
といったところがバランスのよい頻度になります。
ダイエットで痩せたい人のジム頻度はどのくらい?
- 「短期間で痩せたい!」
- 「ゼッタイ確実にダイエットしたい!」
という人は、週2回以上のトレーニング頻度を目指す必要があります。
確実にダイエット効果を出すなら、いまより基礎代謝をアップして脂肪燃焼しなければいけません。
スポーツジムの一般的なメニューで週1回だと、健康的な現状維持がせいいっぱいです。
週2回筋トレと有酸素運動を組み合わせて、1回1時間以上はおこなった方がいいでしょう。
痩せるのってやっぱり簡単じゃないんですよね…。
「ゼッタイに週2回ジムに通う!」くらいの気持ちをもった女性がダイエットに成功できるイメージです。
“なんだかんだいって1ヶ月もたないかも…”
“週2回だとめんどくさくなりそう…”
こんな風に感じた人は、週1回30分でOKの「高地トレーニングジム」や、自宅でのトレーニングが選択肢に入ってきます。
自宅派は有酸素運動がしにくいことと、やる気を失いにくいデメリットがありますので予防策が大切。
有酸素運動ができるトレーニング道具を買うことでやる気につなげたり、毎週曜日固定でトレーニングするなどの工夫を考えてみましょう。
室内でもできる有酸素運動の種類と器具について、以前の記事でくわしくご紹介しましたのであわせて読んでみてください。
最後に
ダイエットを成功させる大きな要素が、“継続できるかどうか”です。
最初にどれだけがんばっても、途中でやめてしまえばそれまで。
じょじょに体重もお肉も戻ってしまうはず。
意識を高く持つことは大切ですが、続かないくらいなら“思いきりハードルを低くする”のもかしこい方法です。
近所のスポーツジムに週2回でもいいですし、週1回しかむりそうなら高地トレーニングを選んでみてもいいわけです。
精神的にラクになることで通いやすくなるなら、それが「あなたにベストなジム頻度」かもしれませんね。
ぜひいちど、続けやすい頻度や料金について考えてみてはいかがでしょうか?
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