第３７回放送テーマは『ビュー茶（ティー）』

2016.6.3

第３７回放送テーマは『ビュー茶（ティー）』

日本ティーインストラクター会顧問　太田ますみ先生に、「綺麗を手に入れる紅茶」について、おしえてビビアーン！！！

◆紅茶の発祥って…

紅茶の発祥は中国！
椿科の常緑樹　カメリアシネンシスが原料で、雲南省などミャンマーの山奥が産地です。
ヨーロッパ１７世紀に　オランダ東インド会社からイギリス貴族に浸透したので、イギリスのイメージが強いとのこと。
初めはイギリスなどで緑茶に砂糖やミルクを入れて嗜まれたのですが、緑茶に烏龍茶が混ざったことで「もっと発酵した茶がほしい！」との要望から中国にさらに発酵したお茶を作ることになったのが紅茶の起源です。

◆紅茶の三大効果効能

～ダイエット効果～

・脂肪の吸収を抑える
・脂肪を分解しやすくする
・脂肪が燃えやすくなる

紅茶に含まれるカテキンやポリフェノールなどがその効果を持ちます。
ポリフェノールは【脂肪を吸収・分解】、カフェインは【脂肪を燃焼】してくれます！
体温を上昇させ、燃焼を助ける紅茶は食事の時に飲むことで体に脂肪がつくのを抑えてくれる効果が！

～アンチエイジング効果～
タンニンの一つであるフラボノイドは抗酸化物質で酸化を防ぐので血管のさびを防いでくれます！

～リラックス効果～
産地によって異なる香りを持つ紅茶。自分の好きな香りを選べるので一人ひとりの癒しの香りが選べ、リラックスさせてくれるのです！

＝ダイエット　アンチエイジング　リラックス効果　紅茶はおいしいだけじゃない！＝

◆紅茶の正しい入れ方

効果・効能を最大限に活かすには正しい紅茶の入れ方を！
《リーフティー》
紅茶一杯につきティースプーン中盛〜大盛（2.5〜3g）
ポットは温めておきましょう。
グラグラに沸騰した熱湯（80〜100度）を注ぎます。
蓋をしてむらします。
軽く振って茶こしでこしながら最後の一滴（ゴールデンドロップ）まで注ぎ、セカンドポットに入れ替えます。
セカンドポットに入れ替えることで味を一定に保つことができます。

《ティーバッグ》
リーフティーの際のポット同様、カップをお湯で温めましょう。
お湯を捨ててティーバッグを入れます。
グラグラに沸騰した熱湯（80〜100度）を注ぎます。
蓋をして蒸らします（1.5～2分程度）。
軽くティーバッグを振って取り出します。（※この時ティーバッグを押してはNG！）

＝正しい入れ方でおいしい紅茶を楽しもう！＝

◆これからのシーズンにオススメの飲み方

《夏バテ防止！グレープフルーツアイスティー》
紅茶のティーバッグとグレープフルーツの果汁、カットグレープフルーツ、ガムシロップを用意します。
ティーバッグ２つで１杯分の紅茶をつくります。
その中にガムシロップを３つ入れます。
オンザロックス方式（コップに入れた氷に当てるように紅茶を注ぐ方式）で紅茶とグレープフルーツ果汁を入れます。
すると紅茶とグレープフルーツ果汁の２層に！
仕上げにカットフルーツを添えて完成です！

続いて医学博士　日比野佐和子先生より、「デトックス」についてご紹介。
「デトックス」とはDetoxificationの略語で体内の有害な老廃物を体外に排出する作用があります。
人の排出作用のほとんどを占める便と尿の排出を最大限に活かし、肝臓や腎臓の機能を向上させるデトックスのハーブティーがあります！

～～今週のおさらい～～
・ダイエット　アンチエイジング　リラックス効果　紅茶はおいしいだけじゃない！
・正しいお紅茶の入れ方をマスターして紅茶効果アップ！

――次回（６/１０）の放送は――
「美脳でハッピー」
次回も美と健康のビビアンな情報をぜひお楽しみに！
それでは来週も♪
おしえて！ビビアーン！！！